先日、奈良で講演会の折。早めにオフィスを出て、久しぶりに奈良ホテルを訪れ、ビーフカレーのランチをいただくことにした。やはり、素晴らしかったな。写真を。
奈良ホテルの正面入り口。東京駅丸の内口や大阪中央公会堂ともども、稀代の建築家、辰野金吾氏のデザイン。奈良ホテル自体が、国の重要文化財。荘厳だよな。
奈良ホテルのメインダイニングルーム「三笠」。この席は窓越しに、興福寺が見える。予約を入れておけば、こんな素晴らしい席で、食事が出来る。あいにくこの日は、外が見える席は、全て予約済みだった。
このレストランは、本当に落ち着く。カレーが用意されてくるまで、約20分。この間、この素晴らしい空間を満喫。落ち着くと、頭が回る。いろんな考え事を。楽しかったこと、あるいは「さあ、これからだ。何が待ってるんだろな…」。そんな前向きなことばかりが、頭をよぎった・・・というか、よぎらせた。
ここには何度が訪ずれているが・・・いつ来ても、カレーの味の深みに驚かされる。ビーフカレー。それ以外にもいろいろ、野菜などが入ってるんだろうが…相当長い間、煮込んでるんであろう。原型を留めているものは、ごく一部。でも、ほのかな野菜の旨みは残っている。満足。食後のアイスコーヒーも、ゆっくりといただいた。
ティーラウンジ。お茶は飲まなかったが、食後にちょこっと立ち寄らせてもらった。
夜はバーにもなるんだな。やはり素晴らしい。休憩所のようなところ。やはりちょこっと、寄らせてもらった。凛とした空気が、流れてるな。アインシュタインが弾いたというピアノが置いてあったのが、印象的だった。
皇室御用達。昭和天皇の元気なお姿、久々に拝見したな。誰かが、「安倍晋三首相は、皇室をうまく利用し、演出している」と語っていたが・・・このホテルも、そうかもな。
カレーが2,200円。サービス料10%で220円、消費税外税、コミコミで2,541円也。う~む。さすがにお値段も、格調高いが・・・・(笑)それでもまた、来たくなる。
ここはおススメ。とにかくとにかく、ゆったりした時間が過ごせる。食事をしてホテルを散策するだけで、1時間半から2時間は、あっという間。豊饒な時間が過ぎていく。
なお繰り返しですが、随分前ですがこのホテルの宿泊記は【重要文化財の中に宿泊】最上級の賛辞・奈良ホテルにあります。良かったら、ご訪問ください。