浜口です。
米株比較でパフォーマンスが芳しくないといわれがちな日本株ですが、これを配当込みで考えてみると、違った景色が見えてくると思いますね。以下のグラフをご覧ください。
図は1989年12月末、つまり日本株バブル時の最高値を100として指数化した、
配当込みである「日経平均トータルリターン・インデックス」
と通常の「日経平均」のグラフ。データのエンドの時期は2019年8月末。出所は、日経新聞HP。
このグラフから。①配当込みの日経平均は、2019年8月末時点でバブル高値の8割近くまで戻している②このグラフでは特に2013年以降のパフォーマンスが際立っている。この背景として、①日経平均採用銘柄企業ひいては日本企業が全体として、配当の増加を加速させていること。②2013年以降は概ね上昇相場だったので、配当分を再投資した結果の複利効果も加わっていること・・などがありますよね。
株式の配当部分・・・重要だよな。