五能線(ごのうせん)はWikiによれば、秋田県能代市の東能代駅と、青森県南津軽郡の川部駅を結ぶJRのローカル線。海側(日本海)の車窓が素晴らしいことで、テツの間でもとても人気がある線。それが、白神山地が世界遺産登録されたこともあり、俄然、人気が高まりつつある。
私にとっては2回目の乗車だったが(初回は20年前、学生の頃)、やはり、車窓は秀逸、無茶苦茶きれいだったな。白神山地も遠くに見える。
日本海はもちろん、五能線を囲む海・山・空。全てが、最高!陸地側の車窓は太平洋側とは異なる、意外にほっこりしたムード。こちらも良い。これはもう、「白神山地だけといわず、五能線も含めて世界遺産登録したら?」と思うほどの素晴らしさ。
但し北の日本海側なので、冬は牙をむく。暗く悲愴感溢れるムードに変貌、雲は低く垂れ込め、風雪厳しく。五能線は運休、バス代行輸送となることもしょっちゅうと。。。今回は、穏やかな初夏の写真を。
まずは五能線の地図を。こんな位置関係ですね。
五能線の目玉気動車「リゾートしらかみ」青池編成。これで秋田からウエスパ椿山まだ計139分、乗ってきました。
岩館~大間越の車窓。リゾートしらかみは、海の景色がとりわけきれいなこの区間、スピードを落として走る。
トンネルを出たところで減速が始まるが、これがまるで、「五能線・日本海車窓の旅」の映画の幕が、切って落とされるイメージ。
トンネル越え。。。このとき車内の女性から、「ウワー」「きれい!」と歓声が、一斉に、あがる!!みんな、大喜び!
そして海が見えなくなると、その後で「ウ・・・・・」「来てよかった・・・・」とのため息が、あたりから。リゾートしらかみの車内で。
当方、こんなの初めて。それほどまでに乗客の感動を呼んだ、五能線からの日本海の車窓。天気が良かったのも、幸いしたけどな。
ウエスパ椿山に展示されてる蒸気機関車。8620。昔、五能線を走っていたそうな。
この時、唯一残念だったのは。。。伝説の(?)黄金崎 不老ふ死温泉まで、たどり着けなかったこと。ウエスパ椿山からバスが出ていたが。
これは後に、私が不老ふ死温泉を訪れ撮った写真です。神秘的でしょ?オレンジ色のこの温泉。
まあ、ビジネスがてらの訪問で行けても時間ギリギリだったし、温泉に入った後で講演会を行うというのも、ちょっとな・・・再度、訪れる機会があると期待して。そのときにゆっくり、黄金崎不老ふ死温泉に浸かろう。最大のお楽しみは残しておこう。それもまた良しだよな。そう思いましたね。