浜口です。
私は読書をして、「この本、いいな。有益だな。」と感じたら、自分用にメモを作る習慣があるんですね。今回は、数年前に読んだ、澤上篤人さんの本に書かれていたことをアップします。本の名前は、「優雅な長期投資」みたいなタイトルだったと思うが・・・今一つ、自信がない。もしかすると、日経ヴェリタスへの寄稿文かもしれない。
澤上篤人さんは基本、日本株の長期投資を旨としていますが、「普段はキャッシュを持っておいて、市場が暴落したら、喜んで買い向かう」という投資戦略も良しとしていますよね。ここでコメントされているのは後者のほうかな。
ここで唱えていること、氏の投資戦略、エッセンス部分が凝縮されてると思いますよ。
以下、貼り付けておきますね。
- お金持ちの運用はいつも現金からスタート。「何でこんなに安いんだ?お金があるから買っておこう。」ここで市場価値が跳ね上がってくれたなら、ニンマリとした投資収益が転がり込む。
- (なんらかの理由で市場全体が暴落しても)株式の価値は下がっていない、価格が下がっているだけ⇒だから買っておく。
- 市場の価格変動は、いつも行き過ぎる。株価が暴落、行き過ぎた安値から水準訂正されるとき、フェアバリューを通り越して割高にまで買われるのが常。だから安い間に買っておいた株式のリターンは、申し訳ないほど高くなる。
一度この味を覚えたら、チマチマした投資などアホらしくてやってられなくなる。 多くの専門家はリスク分散というが、暴落した時に集中投資する醍醐味は格別である。
- (心理的には)将来の納得に対し、現在の不納得で行動する。