これは昨年7月28日号の日経ヴェリタス上に掲載された、SMBC日興証券の森田さんの寄稿文です。
「景気は必ず拡大の後に後退が訪れる」というのは、もしかしたら過去の経験からくる思い込みかもしれません」と。実は私も、ここで森田さんが書かれていること、少なからず同じように感じていた。かねてから。
景気の波を作るのは主に製造業の在庫循環と設備投資循環。そんな中で世界的に経済が、ITや個人消費に代表されるように非製造業化してる。典型的なのはアメリカで、GDPのうち製造業は15%に過ぎず、残り85%は非製造業。こうなると景気の大きなうねりが従前比、出にくくなったのではないかと。
景気後退につながるのは、市場の変化がもたらす部分。端的にはバブル崩壊や金融危機。こんな状況による部分が大きくなってきたのではないか。そんな印象かな。
取り留めがなくなりました。この辺で。
どうなるか。