浜口です。新年は株高を予想!2020年が「次のバブル」形成期だと考える理由と。ふむふむ、山崎元さんか。
この方、三菱商事、野村投信、住友信託銀行、メリルリンチ証券、山一證券、UFJ総研など12社を経て、現在は楽天証券経済研究所客員研究員なんだな。金融、中でも主に資産運用業界で生き残ってる。転職繰り返しながら。凄いですよね。
運用業界でも有名な方だが、主張が常に、「資産運用はコストが安い投信でインデックスに限る。相場の先行きは常にわからないから」と言い続けてる方が、珍しく相場観を語ってる。強気を言ってる。本当に珍しい。
論理に説得力があると感じます。ご一読いただくと良いと思いますよ。以下、重要と思われる部分を、書き出しておきますね。
・さて、おおもとの問題として、短期的に日本の株価を決めているのは主に米国の株価であり、次いで為替レートである。現在の内外の株価は、FRBが三度にわたる利下げを行ったことで、米国の株価が回復したことに連動して動いている。19年になってFRBが利下げに転じてから、もう一段大きなバブルをつくるプロセスに入ったようにみえる。
・「米国企業の社債と株価のバブル」。次のバブル」の主役は企業だろう。金融緩和による国債利回りの低下を背景に、企業はせっせと社債を発行している。そうして得た資金で自社株を買う。企業の経営者が自社株を買うのは、ストックオプションを持っている自分自身がもうかるからで、確たるモチベーションがある。また、株価を下げないことが、経営者の地位を守る上でも重要であることは言うまでもない。