浜口です。ふと頭をよぎった事なんですが…
これを口にするのはタブーなんだろうが・・・昭和の時代と比較して現在は、企業において出世するメリットは、明らかに低下してますよね。
当方が会社員になったときは、当然、平社員。部長は天皇のように見えた。若い社員は恒常的に残業しており、部長は定時には会社を出ていた。偉い人から退社するイメージですね。
また銀行では、支店長は地元の企業のトップとかロータリークラブとかの飲み会が主な仕事。床柱を背負って。お金を借りてもらうではなく、貸してやる時代だった。
あと商社マンのインセンティブは、なるべく若いうちに役職者になる。そうすると、自分で使える交際費の額が飛躍的に増えて、それをプライベートでも使える。実質可処分所得の増加。で、 セクハラもうるさくない時代。同じ会社の女性社員を誘ってフレンチを食べに行ったりする。そして…そんな話をかつて、商社の一般職の女子社員から聞いたことがあります。だから商社はオスの社会そのものと。商社マンは営業部門でかつ、出世しないと意味がないと。
仕事ができる人=自分で使える交際費が多い人。そういう人には 女性も注目する…男性にとっては、なんとも、モチベーションが上がる話ですな?(笑)
翻って、現在はどうでしょう。
さすがに企業の社長になればやりがいはあるでしょうが、部長や執行役員ぐらいだと、責任が重くなるばかり。時間の自由がなくなる。銀行の支店長は、自ら営業に駆けずり回る時代に。商社マンはわからないが…以前とは状況、同じではないだろうな。
現在、働く人に求められているもの。それは、時間の自由、金銭的な余裕、自分に向いた仕事を行うこと。
その点を考えると、仕事を選ぶと言う点では、転職。そして金銭的な余裕は、出世ではなく、資産運用で獲得する。これが現代の理想の生き方だと思いますね。社内での名声?地位?まぁそういうのがお好きな方は、お好きにどうぞ、椅子取りゲームを…かな。
違った角度から見れば、安定的なサラリーが入ってくるからゆえ、株式のリスクを比較的大胆に取ることもできる。サラリーマンと株式投資は、相互補完関係にあるな。相性が良いって。
う〜む。最後になってようやく、話が株式投資とリンクをしましたな?(笑)とりとめがなくなりました。この辺で。