週末は余裕がありましたんでね。オフィスでいろんなアナリストレポートを探してみた。ユニークなものがありましたね。
真水で10兆円の大型財政発動が期待できるからと。公共投資が増えるから、セメント株が買いと言うレポートがいくつかあるな。そのなかでこのSMBC日興証券の佐藤アナリストのレポートは、作りが秀逸だと思いましたね。銘柄は5233太平洋セメント
現在の株価は3515円。これに対してBear Caseのfair valueは3200円。一方で目標株価は4,400円だが、Bull Caseのfair valueは5,000円。となるとこの銘柄は現在、投資対象として魅力があるというか、この銘柄に投資することは「有利なゲームである」との判断になりますよね。ダウンサイドリスクが315円しかない一方、アップサイドポテンシャルは標準で885円、強気には1,985円あることになるから。
ただ問題は、この方の見方が当たるかどうかと言うところ。そこは何とも言えない。永遠の課題だが・・・でもこういう表現の仕方って、悪くないと思う。評価できますよね。