浜口です。これは備忘録入りだろうな。
コーディーさんという方が書いているブログに,日本企業と米国企業の株主還元水準の比較というがありました。これは参考になるな。
主な趣旨は下記ですね。
・平成28年における米国(S&P500構成企業)の総還元性向は114%、一方で日本(TOPIX構成企業)は44%。相当な開きがあるといわざるを得ない。。。と、それにしても総還元性向が100%を超えているというのは、米国、尋常じゃないな。企業が保有資産を切り崩して株主還元してるいるんだろうか?常軌を逸しているという気もしないではないが…ここのところは要調査ですね。
・一方で同じ時期の配当性向は、米国が40%、日本は28%と、それほど大きな開きがあるわけではない。
・大きく異なるのは自己株式取得額の水準。米国は66%であるのに対し、日本は12%にとどまる。
以上を持ってこのブログの筆者コーディーさんは、配当再投資戦略を求めるのであれば米国企業に投資する方が良いと結論づけている。足下ではその通りなんでしょうが、私がちょっと違う考え方をするんですよね。
日本は今後アメリカを目指していく、というか実際にはアメリカの真似をしていくと仮定すれば、数字も近くなる。改善方向であることが評価されれば、今後は日本株の方がパフォーマンスが良くなるんじゃないかと考えてるんですけどね。どうなるか。