浜口です。2019年9月。秋田・弘前・函館へと旅へ③最高だった!快晴の五能線からの車窓。の続きを。
黄金崎不老ふ死温泉。温泉に宿が隣接していて、宿泊できるようになってる。その点は、正統派の北東北露天温泉、酸ヶ湯とか蔦温泉に近いように思えなくもないが。ただ、この温泉が湧いた経緯やムードはやや異なる。詳しくは後程説明しますが、ここは何もかもが最高でしたね。写真を。
前出の地図と、もう少しアップしたGoogle地図。黄金崎不老ふ死温泉は、青森県の秋田より、日本海のきわきわにあるんですね。
不老ふ死温泉の宿の部屋。いい感じ。過不足なし。期待が高まる。この窓を開けると・・・
こんな景色が。日本海と、あとその手前に小さく不老ふ死温泉の湯舟が見える。部屋、いい場所が予約できたな。眺め、最高。さてさて速攻で、温泉をいただいてこようかな。みんなが大挙してやってくる前にな。
ついにたどり着いた!夢にまで見た、黄金崎不老ふ死温泉の混浴露天風呂!最高!!!
不老ふ死温泉は、日本海が近くて風もそこそこあり、かつ比較的ヌル目の温泉。なので、長い時間に浸かっていても快適。あと、温泉の香りとともに潮の香りも強く感じられ、これがこのオレンジ色温泉の気持ちよさと相まって、なんとも得難い非日常さ、ここに極まれり。そんな気持ちになれた。本当に快適。一緒に入浴している他の観光客も、みな、とても楽しそう。「こりゃあ、気持ちいいな」「来て良かった!」「とんでもなくいいいな」そんな言葉が、いろんなところから聞こえてきた。
このひょうたん型の湯舟は混浴で、女風呂もあることはあるが単純な円形らしく、やはりこちら、ひょうたん型に入りたくなるというもの。実際、この混浴に来ている女性も多いが、水着のようなものを貸与される一方、温泉の色が濃いので一旦入れば、もう顔しか見えないので、みな安心してこちらの混浴に来ている。まあ、悪いことではないよな。
なおwiki泉質によれば、この温泉の泉質はナトリウム-塩化物泉。湯の色は最初透明だが、すぐに含まれる鉄分が酸化して濃い茶褐色となる。塩分濃度がかなり高く、口に含むと塩辛く感じる。」とある。実際、そんな感じだな。ここは源泉掛け流し、ただ温度を下げるために、わずかに加水している。ポコポコと言う感じで湧き上がってくる温泉の湧きだし口を見ると、日本が火山国であることを感じた。
部屋に戻り、あらためて湯舟のあたりをアップで。誰か入っているな。楽しそうに交わしながらの入浴なんだろな。
この日は夕焼けにはならずだった。夕焼けの時はこんなふうになるらしい。これはtripadvisorから拝借した写真です。
この温泉が湧いた経緯を。どうやら、正統派の北東北露天温泉、酸ヶ湯とか蔦温泉など、自然に湧いた源泉、その上に温泉宿を作ったわけではないようだ。それはそれでいいと思う。ここにはここの素晴らしさがある。
夕餉の会場。食事の時間は18:00からと19:00から、2つを選ぶことができるが、こういう時は早い時間が吉。なぜか?仮にですよ。この料理が一斉に盛られてしまうのであれば、早い時間のほうが刺身の鮮度が高い・・・ということになりますよね。
夕食の中の魚介を。ホタテと鰆の焼き物。刺身は左から、ハマチ、クロマグロ、サーモン。どれもとんでもなく美味いが、クロマグロの旨さが尋常でないな。脂がのってる。旨みが際立ってる。これは、この宿のすぐ北、深浦で上がったクロマグロだからですね。
ご参考まで、深浦のクロマグロについては、こちらのHPが詳しい。曰く。「青森のマグロといえば、まず大間が思い浮かぶけれど、実は青森県内の本マグロ漁獲量の約半分は深浦で水揚げされている。また深浦で水揚げされるほとんどのマグロは、日本で消費される数種のマグロの中でも最高級とされる「マグロ」であり、大間のマグロと同種のものです」とのこと。
同HPに掲載されているこの地図を見ると、深浦と大間のマグロと同種であることが、よくわかりますよね。
不老不死温泉の朝食。なんだかあたりが優しい和の温泉は観光客ばかりなのはもちろんだけれどもなんだか金儲け主義が感じられなくてとてもいい感じ好感が持てるこういう観光地ならオレも大好きだなぁ。長くいて欲しいな。
次回に続きます