浜口です。最近、すっかり冬めいてきましたね。そろそろ衣替えしないとな。まあ、11月第3週ぐらいでいいのかな・・・と、これもこれは2017年7月の旅の話ですね。
蒲郡へ小旅行①cafe oceanから蒲郡のホテルへの続きを。もうすぐ食事だが、その前に、ホテルの周りを散策してみることに。
ホテルの前、三河湾にある竹島。そこにつながる竹島橋。このホテルの宿泊者は、ここを散策するのがお約束。当方、今回もそうしてみた。橋の入り口まで来てみると、潮の香りが凄く、くる。海に来たんだなぁということを、実感させてもらえる瞬間だったな。
竹島橋を渡っていると、海の上がとにかく涼しい。この時期は夏だったけど、快適に散歩できた。海風ってやっぱり冷たいんだな。それがよくわかった。
夏の竹島は島全体が蝉の塊。とにかく蝉の声がすごい。それが橋を渡って島に近づくと、鳴き声の塊として聞こえてくる。これはすごいなと思った。
夕餉。フレンチ。メインダイニングルームのリヴァージュにて。これはパプリカのババロア、ホタテ貝添えだと。旨し…まぁ、咳をしても1人だけどな。
これは…スズキのバプールと地元手長エビのポワレアメリケーヌソースだと。う〜む。アメリケーヌソースが、たまらん。旨しな。
朝が来た。やはりあたりを散策してお腹を空かせ。朝食を。昨日と同様、メインダイニングルームのリヴァージュだが、テラス席にしてもらった。これが正解!竹島がよく見える。
う〜む。アジの干物も赤だし味噌汁も旨いし、全てが最高!当方、糖質ダイエット中でご飯は控えていたが、この時はたまらず、お櫃のごはんをすべて平らげてしまった。
テラス席から見える竹島!!最高・・・と、待てよ。この景色は・・・
これは1960年発行の三河湾国定公園の切手。この切手、竹島、おそらくは、このテラス席からの眺めをもとに描いたんだなと思った。きっとそうだよ。だってここより高台、蒲郡にはないからな。間違いないよ。う~む。これには感動・・・
他のお客さんは朝食を終了。窓側席、当方だけになった。快適なんで…もうしばらく居させてもらうことにしようかな。
トンビが飛んでる。海の上。姿がいいな。もう少し近くに来てくれないかなぁ。
このホテルは季節感がすごく感じられると思う。夏の季節には、いろんな虫や鳥がいる。アオスジアゲハやカラスアゲハ、あるいは鳶などが飛んでいる姿をみるのもいいし、鳥たちの心地よい鳴き声を聞くのも良い。ちょっとした動植物昆虫園みたいかな。
本当に自然豊かなリゾートホテルだなと思いましたね。蒲郡の街中からちょっと高台に登ってくるだけで、こんなにムードが変わるんだなぁ。ちょっとびっくり。
ホテルの人に当方曰く。「10年前にも、こちらに泊まったことがありましてね。その時とても良くってていつかまた来たいと思っていたんです。やっぱりいいですね。ホテルもいいしフレンチも最高ですよね。」と言う話をしたら。「ホテル名は7年前に変わったんですけれども、フレンチのシェフは10年前と変わっていませんので」ということでした。どうりで、食事も変わらず、美味しいわけだな。
蒲郡は、関東の人にはあまり馴染みないと思うが、意外とリゾートの穴場かも。新幹線で行けば東京から1時間半くらい。そんなに遠いわけではない。このホテルも含まれているが、三河湾国定公園内の、三河湾散歩もなかなかいい。例えば関東から箱根に行くんであれば、もう少し足を伸ばしてこのクラシックホテルに泊まる。すると箱根とはまた違ったリゾート気分が味わうことができる。なかなか良いと思いますね。オススメですね。