恵那・彦根へ旅に②「半分、青い」の岐阜・岩村から、滋賀の彦根へ。の続きを。
今日の宿に到着。彦根キャッスル リゾート&スパ。昨晩泊まった岩井山荘とは、魅力がまるっきり対照的でしたね。
ここは彦根でも随一のリゾートホテル。ホテルのあらゆるところから彦根城が望めると言うことが売りと言うコンセプト。客室数はそんなに大きくない。こじんまりとしたリゾートホテル。ビジネスユースにも使われている様子。
ロビー。こ洒落た感じ。まあ悪くないな。
今回泊まった部屋。ちょっと狭いが…GW中、ここがこのホテル最後の空き部屋だった。まあ、リゾート&スパというし。リラックスさしてもらうことにするな。
リゾート&スパと言うだけのことはあって、お風呂は充実してた。特にこのシルキーバスが、なんともなめらかな湯ざわりで、湯温は39度。少しぬるめで、長い間入って居られて。う〜む。heaven〜とな。
こちら大きめのお風呂。日差しが強く入ってくる中での入浴。非日常感だな。湯温は42度。長い間入っているのはちょっときつい高さだが、でもまあ快適だったな。
スパから見える彦根城。まあ、小さく見える程度だな・・・
風呂上がりの人向けドリンクバー。ハートランドビールは、お一人様1本でお願いしますだと。そ、そうか…でも当方、チェックインが早かったので。2回お風呂に入ったから、計2本いただきました。久しぶりだな。キリンのハートランドをいただくの。
ホテルの夕餉。近江旬菜懐石と。まずはお造り。左は瀬戸内海産の生しらすのジュレ。右はブリと鯛とマグロ。これはいきなり旨し。ブリは脂が超乗ってるし、生シラスはねっとり。スプーンで一気にいただいてと。なるほどな…お品書きには、こう書いてあった。「瀬戸内海産生しらすとこごみの土佐酢ジュレ紅おろし」「季節の幸盛り合わせ あしらい 地醤油」
鍋吸い仕立てと。これは上品な、旨みのスープ。何とも美味しな。お品書きには料理の詳細が書かれてあり、「油目葛打ち・豆団子・・・」といくつかあるが、それ以降、3品は解読不可能だったな。う~む。
お品書きには「皐月の肴取り合わせ九種」と。左のイカ以外は、近江産の食材を使用と。どれもが宝石のよう。一口一口が、美味しだった。
近江牛の水晶プレート焼き。塩麹でいただいてと。近江牛、これぞ和牛!と言う、うまみの塊。力強い味だったな。
料理は基本、京懐石。でも素材は琵琶湖を中心に、近江の素材を使っているイメージ。とにかく、とても美味しかった。食べ始めた当初は、「何だか・・ずいぶんと早いペースで食事が出てくるなあ。これだとせかされるように食べることになるのかな」そんな危惧もあったが。全部食べ終わるまでなんと、1時間半も経過していた。時間の感覚を狂わしてしまうほどの美味さだったと言うことなんだろうな。これにはちょっと驚かされた。
これは要は、料理人のセンスがバツグンに素晴らしい、それに尽きるんだろうな。とにかく一品一品、料理人の工夫が凝らしているのが伝わってくる。その点、昨日の岩井山荘の、シンプルで素朴な炭火焼と対照的。どちらも甲乙つけがたいが。
お店の女性曰く。浜口様は出張も多いんですね。ならば今度機会あったら、当ホテルに連泊してみてください。同じ近江懐石を2日連続で頼んでいただいても、違うメニューでお出します。当店の料理長は、飽きさせることはしません。オススメですよだと。
う〜む。なかなかの自信だなぁ。でもそれが頼もしく聞こえてきた。よしいつかここに連泊してみようという気持ちになった。その時が楽しみ。人生、悪くないって。
次回に続きます。