おはようございます。
善は急げ。これは前回アップした内容『【過去ログ、いつか復活も】浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用』の、同ブログへの編入について。とは異なりますが、あえてこのタイミングで。
私は2022年1月4日にお正月の読書「ゼロで死ね。をアップしました。
この本の人気は留まるところを知らず、その後も売れ続けており、現在、販売部数も50万部を超えてきているようです。
このことからもわかる取り、この本の内容は普遍的なもののようです。このたびこの本を前回の約3年半後に読み返し、あらためて重要と思われた部分について加えて、要旨をまとめておきます。
・今しかできないことに、惜しみなく金を使え。
・私は友人から「名誉億万長者」と呼ばれることがある。実際は億万長者じゃないのに、あたかもそのように暮らしているからだ。現実には、生きている間に財産を使い切れる億万長者は滅多にいない。使おうにも、欲求・欲望に限界があるのだ。
・人生は経験の合計。 人生で何を経験したいのかを真剣に考えよう。一刻も早く、経験に金を使おう。
・経験からはその瞬間の喜びだけでなく、後で思い出せる記憶がある。経験は私たちに尽きることのない配当を与えてくれる。良い記憶の配当だ。
・経験を増やすと、雪だるま式に幸せになれる。
・人々は自分の資産を取り崩して使い始めるのが、本来あるべきタイミング比較で、非常に遅い。
5000万円以上保有している人は、死亡するまでにその金額の11.8%しか使っておらず、88%以上残して亡くなっている。
・人は70代になると、 体力も衰える為、行動は穏やかになっていく。そして80代以降はどれだけ金に余裕があっても、積極的に行動しようとしなくなる。 年をとると、人はお金を使わなくなるものだ。
・年を取れば健康は低下し、物事への興味も薄れていく。性欲は減退し創造性も低下して行く。かなりの高齢になり衰弱してしまうと、できる活動は限られる。そうなったらもう、金は役に立たない。
・人生を充実させるにはどうすれば良いか。富の最大化ではなく、人生の喜びを最大化する方法を探すことだ。人生の残り時間を意識しよう。 今しかできない経験へ支出しよう。
・お金の価値は加齢とともに低下する。まだ健康で体力があるうちに、金をたくさん使った方がいい。金から価値を引き出す能力は、年齢とともに低下して行く。 能力が高いときにたくさんの金を使うことは、理に適っている。そして経験を最大限に楽しめる黄金期は、一般的な定年の年齢よりもっと前に来る。
・健康の改善は人生を改善する。私たちはまだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに、純資産を取り崩して行くべきなのだ。
・資産を減らすポイントは45歳から60歳 。人生を最大限に充実させ、たった1度の人生を価値あるものにしよう。人生で1番大切なのは思い出を作る事だ。さあ今すぐ始めよう。先延ばしする理由などないのだから。
・あなたが考えているより、老後にお金はかからない。すぐに行動しよう!!
さてさて、以下はこのたび、加えて書いてみた内容です。
・あなたの体は間違いなく衰えていく。(中略)例えば先日、友人とボートを借りて海に出た。その時ウェイクボードに挑戦するか迷った。50歳の私はまだウェイクボードを楽しめるだけの体力がある。だが、7年後には今より確実に体力が落ちている。その時にはもうこの手のチャレンジはできなくなっているかもしれない。つまり今思い切ってにしなければこの先はもうウェイクボードを楽しむチャンスは無いかもしれない。だから私は行動に移した。歳をとって体力が落ちたとき、若い頃にもっといろんなことに挑戦すればよかった後悔したくないからだ。
・死ぬ前に後悔すること、トップ2。最大の後悔は、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」ということ。2番目は、「働きすぎなかったらよかった」と言うことだ。私が看取った男性は皆、仕事優先の人生を生きてきたことを深く後悔していた。
・人生で1番大切な仕事は「思い出づくり」。
あなたが誰であるかは、毎日毎週毎月毎年、さらには一生1度の経験の合計によって決まる。最後に振り返った時、その合計された経験の豊かさが、どれだけ充実した人生を送ったかを図る物差しになる。だからこそ、この人生でどんな経験をしたいのかを真剣に考え、それを実現させるために計画を立てるべきだ。
・人生でしなければならない1番大切な仕事は、思い出作りです。最後に残るのは、結局それだけなのですから。
・父は肉体的に衰弱していて、もう遠くにバケーションに行くことができなくなっていた。だから私は旅行の代わりに、思い出の映像がたっぷり詰まった。iPadをプレゼントした。父は大学時代フットボールをしていた。私はその輝かしいシーズンの映像を探したし、デジタル化してiPadで再生できるようにした。幸い父はとても気に入ってくれた。画面に映し出される映像を見ながら、笑い・泣き・思い出にふけっていた。もう人生の新たな経験を望めない。それでも、栄光のフットボール部自体の動画からは、大きな喜びを引き出すことができた。人生最高のプレゼントと褒めてくれた位だ。私はその時、人生の最後に残るのは思い出だと改めて感じた。