浜口です。
トヨタの急落を活かす・・・俺は足元、この株を買ってるけどな。その①の続きを。今回は結構なノウハウ公開だよ。
前回のアップで、①今回の程度の生産調整は、今期業績見通しに織り込み済み②したがって今回の件に伴うトヨタの下方修正は無いことが、相当に確からしい。その状況がわかっていただければなと。ならば株価はどうなるのか。
株価急落に根拠がなければ、それまでの1万円前後を往来していた株価水準に戻ると考えるのが順当なところだよな。
これは過去3か月のトヨタの日足。株価は何度か下振れするも、比較的早期に1万円の「大台」に復活していることがわかる。
面白いもので、株式投資家もしくは市場には、「大台意識」というものが根強くあるんだよな。
株価が一万円とかそういうキリが良い「大台」の価格に近くなってくると、それを達成しに行こうとする習性というかメンタリティというか、その類の心理が根強くあるようだ。それは、この日足を見てもらえれば見て取れると思う。
今回もこの状況が再現されると考えれば、1万円の手前、9,999円で指値をしておけば、株価が自然に1万円に戻る中、自動的に約定されるんだろなと考える。実はかくいう俺も、ここ3か月ばかり、つまりこの日足の期間だが、実験的に。トヨタ株の10,000円以下の水準を何回かに分け押し目買いし、9,999円で一括売却を繰り返している。すべて利食いだよな。
このグラフの期間でこれまで4回とれた。つまり過去4回、9,999円で売り続けている。今回が5回目だが、やはり同じような展開になるのではないか。そう考えるけどな。
なおご参考まで。自動車アナリストの多くはトヨタ株を買い推奨していて、目標株価は11,000から12,500円としている方が多いみたいだ。このあたりも、「9,999円なら売れる」と考える理由の一つなんだよな。
アナリストが株価の9,999円越えを担保してくれていると言えなくもない。そんな感じかな。ご参考まで。
***なお皆さんの株式運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。