会社の大阪出身の同僚に「大阪出張時にいかにも大阪らしいランチを食べるにはどうしたら良いか?」と尋ねたところ、「多くの関東人が想像するコテコテ大阪の食べ物という点では、梅田阪神百貨店「スナックパーク」がベスト」との回答を得ましたので行ってきました。

う~む。いたく感動しましたね。

まず、いろいろな食べ物がある。本当にいろいろ!いか焼、ねぎ焼、ちょぼ焼、ラーメン、カレー、お好み焼、うどん・そば、たこ焼、オムライス、大学いも・・・ここまでは、イオンなど大きなスーパーの「フードコート」の類と同じ。違うところは、それぞれが4人がけテーブルで食べるんじゃなくて、大テーブルで立ち食いでいただくところ。

う~む。これがなんともいえない光景!大阪らしい・・愛すべき・・。テーブルは大きいが、来ている人の数が半端じゃないので、一人当たりのスペースはすごく狭い。そこに、いろんな人たちが凄く凄く集まってくる。そして、とにかく食べてる。

うどんをすするタクシーの運転手のおじさん、明石焼きを食べてる買い物途中の有閑マダム風女性、モツ煮込み食べてる下町風おばさん、お好み焼き食べてる男子高校生。これにリクルートスーツ来てる若い女性がオムライスで割り込んできた!

う~む。なんだか小学生の頃図鑑で見た、樹液に集まってくるいろんな昆虫たちのさまをイメージしましたぜよ。まあ、とにかく圧巻。でもみんな楽しそう。で、みんなが食べてるものがウマそうなんでつい欲しくなり、追加注文してしまうって(笑)。これ、大テーブル効果なんだろな。

当方は「洋食焼き」と書かれているお好み焼きを皮切りに、うどん・明石焼き等々を食べました。いか焼きが名物らしいが、これは行列が長過ぎであきらめました。う~む、とにかく、ひとつひとつが安くてうまい!!しかししかし、これらが結構小さい(笑)。必然的にいろいろなものを食べ、結果、超満腹に。さすがに大阪商人、採算を考えてますね。

大阪駅近辺に行かれるときは、ぜひ一度行ってみてください。とにかくここは、大阪のコナモノ系食べ物のほとんどがあり、一度にまとめて食べれます。大阪の「食い倒れ」は、飲食にぜいたくをして財産をなくすことだそうな。しかしここでは満腹にはなっても、食い倒れの心配は無用(笑)。

しかし阪神というブランドは、大阪の地元に根付いてるな。球団ともども。しみじみ実感。存在感も、阪急とは一線を画すな。