まずは朝いちばん、神戸は三宮の地銀で勉強会を終了させ、その足で岡山に向かう。ランチは新神戸駅で買った駅弁を新幹線の中で。これが実に旨しだったな。
明石名物、ひっぱりだこ飯という駅弁。ご飯の上に乗っているたこの煮つけ自体が美味しいし食感もいい。加えてご飯がまた、たこの出汁が良く染み込んでいて、とても旨かった。いわゆる「駅弁くささ」がなく、手作り感が強く感じられた。

聞けばこのひっぱりだこ飯、地元ではとても有名な駅弁らしい。facebookで紹介したら、地元ファンも多かった。実際、瀬戸内海、明石のタコは美味しいもんな・・・・関東の人間からも、ひっぱりだこ飯は百貨店の駅弁系催事の定番出品。見たら、買う。だからこの容器が、ウチには無数に有る…」とのコメントも聞かれていたっけな。

岡山に到着。今日の宿は岡山全日空ホテル(現在はANAクラウンプラザホテル岡山)。ここは当方の岡山の定宿だが、あらためて、ANA系ホテルの中でも、ホスピタリティーが優れていることを再認識した。この日も、ツインのシングルユースにアップグレードしてくれた。

通常、ホテルのチェックインは午後3時位。当方はSFCカードホルダーなので、アーリーチェックインが可能、それでも午後1時以降なのだが、この日は12時に到着。荷物だけでも預かってもらおうと頼んでみたら、先方曰く、少々お待ちくださいと。

下層階で良ければ掃除が終わってますので、今すぐチェックインできますが、いかがでしょうかと。この日はとても暑かった。しかしこういう日に限って、仕事までの時間は余裕があり過ぎるくらいあったりする。猛暑の中、居場所に困るなと思っていたが・・・そんな中、チェックインして一風呂浴びて一休み、涼んでから仕事に出かけられる。嬉しかったな。

このホテルは岡山駅にほぼ隣接しており、上層階は見晴らしが良い。新幹線、山陽本線、伯備線、瀬戸大橋線など行き交うのが良く見えるので、テツにはたまらない。でもこの日は上層階を待つよりも、すぐホテルに入れるほうが、はるかに嬉しかった。

ビュフェの朝食。メニューの充実度合いは、国内のANA系ホテルの中でも、群を抜く。これは既に定評になっているが、今回もそうだった。

珍しいものが、いくつも。写真のジュースは、紫にんじんを絞ったもの。真ん中は白桃カレー。白桃カレーは、女性に人気があった。たしかに桃の風味、ほんのり甘さが感じられたな。

広島と岡山を比べると、広島には原爆ドームとか宮島とか、様々な観光資源がある。街の規模も大きく、岡山比較で、金融機関がより多く集まっている。それに比べ岡山は、観光資源は後楽園・岡山城くらいで、山陰や四国への玄関口という点では重要だが、わざわざ岡山に宿泊する必然性に欠ける。そのあたりをよく理解してのか、岡山全日空ホテルは、ホスピタリティーの高さがダントツ。朝食にもその良さが出ている。とにかく期待を裏切らないホテルと、高く評価しています。

さて当方これから、広島へ向かい。その後で再度、岡山に戻ることにします。