八戸から三陸に出張③新日鉄釜石にノスルタルジー・はかなさを感じたけどなの続きを。2019年8月の出張旅ですね。

昨日は釜石に宿泊、今日は宮古で講演会。連日、あいにくの天気ではあるが・・・時間に、かなりの余裕があるので。何年ぶりだろな。宮古は浄土ヶ浜を訪ねてみた。釜石駅にて。これは大好きな写真。到着したJR釜石線110系快速「はまゆり」車両かな。佇まいが凛としている。美しいよな。三陸鉄道、久慈行きが到着。ここからこれに乗って、宮古に向かう。車両にいろんな広告があって、ちょっと見た目がすごいな。以前、この区間は三陸鉄道ではなく、JR山田線だった。
Wikiによれば、 宮古-釜石間は2011年3月11日の東日本大震災により大きな被害を受けて不通となり、2019年3月23日に三陸鉄道リアス線として復旧の上、経営移管されたとのこと。そうなんだ。これにより、盛~宮古~久慈と、三陸鉄道がつながったわけだな。まあ利用者側からは、便利になったということなのかな。

三陸鉄道の車内。まだ新しい車両。ボックスシート、面積が広くとられていて快適。ただ・・・

三陸鉄道、特に釜石-宮古間は、このように松林の間からちょこっと海が見えるようなところが多い。つまり、車窓から海が広がるような景色はない。従い、写真を撮るのはかなり苦戦するんだよな。

東日本大震災から8年経っているけれども。釜石の街は復旧しているが、三陸鉄道の釜石~宮古間は、まだ何も建っていないところも多い。聞けばこの土地を離れてしまい、空き地になっているところも多いらしい。無力感。。。なんともやるせない。が、いかんともしがたいな。

宮古駅に到着。午後の講演会にはまだ時間があるので、タクシーで浄土ヶ浜へ。これは途中の景色。浄土ヶ浜が部分的に見えている。天気は良くないが、浄土ヶ浜、空気が凛としている感があるな。

浄土ヶ浜。さすがに姿がいいな。カモメがたくさん佇んでる。いいな。

浄土ヶ浜に来るのは2回目。初回は10年前ぐらいで、この時はゆっくり、遊覧船にも乗った。今回は天気が良くないので。タクシーの運転手さんには浄土ヶ浜に連れて行ってもらい、筆者が数分見物する間、少し待って行ってもらい、そのまま宮古駅に帰ってもらうよう交渉した。すると気を利かしてくれて、観光タクシーのような感じで説明をしてくれた。

昨日の釜石の居酒屋の大将も若いころは漁師だったが。このタクシー運転手さんもやはり漁師を以前もやっていたと。で釜石の居酒屋の大将は若いころ、ブラジルに何年か漁に行っていたと言っていたが、この方は漁でベーリング海に長く行っていたらしい。そして今はタクシー運転手になっていると。三陸は漁業が盛ん。若い時は漁師をやって、年配になったら、その後の進路はまちまちと言うところなのかな。

二人とも言っていたこと。農家と漁師とでは、メンタリティが真逆ということ。農家の方はとにかく手堅く、漁師は一発当ててやるという考え方が基本。株式投資をやっている元漁師も、結構多いですよと。そうなんだ・・・

さてさて、これから岩手銀行宮古支店でセミナー・研修に行ってきます。次号に続く。