おはようございます。私事ですが、今日は人間ドック・明日は脳ドックと、検査が続く。従い、寄付きの市場が見れないし、寄りでデイトレもできない。久しぶりだな、こういうのは。でもね、それでも市場は開く。Market must go onとな・・・と、さてさて。
大雪山・富良野へ旅に⑥ワイナリー ホテル＆コンドミニアム「一花（ひとはな）」主催のワイナリー見学、そして夕餉の続きを。2021年6月末近くの話ですね。
ホテルの朝。あらためて、エントランスを確認。今日も天気がいいな。
翌朝の朝食ビュッフェ。これが昨日の夕食にも増して美味かった。手元にあるのはここ地元の牛乳3種類飲み比べメニュー。ワインと同じように、牛乳も飲み比べてねと。そんなニュアンスを感じた。確かに微妙に味が違う。牛の品種が違うのか、餌が違うのか、そこはわからないが・・・でも、美味しな。
どの料理もおいしかったけれども。特に右側の汁物が圧巻だった。一番上の器は目玉焼き。その下の3器に入っているものがとりわけ秀逸で、まずはそのシーフードのポタージュ。オマールエビの味噌の味わいがたまらない濃厚なスープ。その下は地元素材を使ったミネストローネ。味が濃く、ひいては旨みも濃い。たまらないな。
その下はスープカレー。フレンチ風スープカレーなのかな。美味い・・・これが本物の味か・・いや、本物といえば、札幌の本格スープカレー店のはずだが・・・そこより、はるかに美味いぞ。
うーむ。どれをとっても圧倒的。素晴らしい素材とシェフの腕を見せつけられた朝食だった。100%満足。
この宿は、昨日のホテルベルモンテと比べると、価格が少し高い。なんでかなぁと思ったら、理由がわかった。ボトルワイン付であることに加えなにより、質の高い食事二食付きだからなんだ。
ここは事実上、オーベルジュだ。腕の良い名前を出しているシェフが、素材の仕入れも担当する。目利きのできるシェフが、その腕を自らの名のもとに料理を供する。だから美味しくないわけがないわけで、実際、最高だった。私が旅に出てホテルに泊まりいただいた食事の中では、ここがNo.1ではなかろうか。それほど感動した。
ホテルをチェックアウト。ここから新千歳空港を目指すけれども。帰りは来た時とは違うルートを辿ることにしよう。岩見沢の近くから夕張経由、新千歳空港に向かうルート。来る時は高速道路利用だったが、帰りは全て下道で行こう。帰りのルートをホテルの方に尋ねると、「その道だとキツネやシカが出てくることもありますよ」と。これは楽しみだな。
富良野から岩見沢に行く途中、道を右折すると三段滝の表示が。いきおい、ハンドルをそちらに切る。写真の通り、三段滝は思った以上にスケールがでかかった。驚いたな。最高だ。
道中に、きれいな花が咲いているところあり。上の写真は綺麗な花の写真でもと止まったら、前を走っていた営林署の車も止まってしまった。曰く、「どうされましたか？車が故障しましたか？」と。私はこっ恥ずかしいことこの上ない中、「いやいや・・・このアカツメクサの花が綺麗なので、写真を撮ろうと思っただけなんで。すいません・・・」とお話ししたら、先方も「そうでしたか、なら良かった。どうか良い旅を」と言ってくれた。こういうやりとりもいいもんだな。まあ、マスク越しでなければ、さらにいいんだがなぁ。
途中JR北海道の廃線跡地が。近くに夕張高校があることから推定し調べてみると、ここは石勝線夕張支線の沼ノ沢駅 - 南清水沢駅の間当たりだったみたいだな。
夕張から先、少し車を進めていくとまたも駅があった。JR石勝線の川端駅。無人駅だな。ちょっとのぞかせてもらおう…と、駅舎に入ったら人がいた。女子高生がお弁当を食べていた。列車は当分来ないから、ただ単にお弁当を食べるために、この駅舎を使ってるんだなぁ。でもまぁ、可愛らしいというか微笑ましいな。真面目そうな子だったな。
川端駅の駅に入る。跨線橋を上ると、線路とあとは右のほうに、今は使っていない客車が。昭和の時代、かなり前の客車だと思う。おそらくはこの客車、蒸気汽関車に牽かれていたんじゃないかな。どんな機関車だったんだろうか。どんな構成だったんだろうか。
そんなことを考えながら、レンタカーを返して新千歳空港へ。今回の旅が終わる。
今回の旅の目玉は大きく2つ。大雪山旭岳の綺麗さと2軒目のホテルのワイナリー見学そして夕食朝食のおいしさ。これに集約される。今回の旅程は本当におススメ。皆さんも機会があったら行ってみるといいと思うよ。
ただしクドイが、季節は7月から8月にかけてがいい。ただこの時期は混む季節でもあるから、その辺が頭が痛いところだが・・・空港は今回は新千歳空港から行ったがはっきり言って遠い。ちかさをもとめるなら旭川空港だが、新千歳空港から大雪山旭岳や富良野に行く途中の車窓も綺麗でドライブを楽しめるから、これはこれでいいと思う。まあ好みだよな。
とにかく楽しめた。人生を悪くないな。久しぶりにそう思った。帰りのJALの機内で。
