春に新宿から富山経由で大阪へ①大糸線again、北アルプスを望むの続きを。2015年3月後半の話ですね。

特急あずさは終点の南小谷に到着。ここから先、糸魚川までは、JR東日本から西日本の管轄に。非電化の単線ローカル線に変わる。ここからがまた、素晴らしい。写真を。

南小谷に到着。そこには糸魚川行き、一両だけのキハ120が。「待っていてくれたんだな…」と、声をかけたくなるな。

車両の一番前の景色。単線の大糸線は非電化なので、余計な架線、遮るものなし。鉄路の感じもいい。まだ雪が残ってる。日本海側に来たせいか、天気、急に曇りになってきた。

姫川。川が浅いこともあり、普段は透明に近い流れだが・・・前日が雨だったせいか、この日は濁流。こんな姫川見るの、初めてだな。

姫川越しに、雪崩の後が。3月後半の大糸線、南小谷以北の日本海側、糸魚川にかけては、こんな景色が随所にみられる。これが対岸ではなく、線路上で起こっているとしたら・・・十分、起こり得るだろうが・・・怖いな。実際、Wikiによれば、「雪崩の危険性があることから、南小谷駅 – 糸魚川駅間で運転見合わせ」というケースも、たまに発生するらしい。

でも、厳しい地理的環境にあればあるほど、それに比例して車窓は風光明媚になる。ローカル線、豪雪地帯とか険しい峠越えとか、実に似合うよな。

終点の新潟県、糸魚川に到着。ここから北陸本線で富山に向かおうと思ったら・・・・北陸新幹線開業につき、北陸本線在来線はいくつかの第三セクター鉄道会社に分断されていた。
ま新しい車両。車内のシート、唐突、予想以上にカラフルで驚いた・・・・。

この列車の終点、富山県は泊に到着。ここからはまた異なる鈍行に乗り換えて、冨山まで向かう。ちなみに路線名は、新潟県区間は「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいライン、それが富山県にはいると、県境の先の倶利伽羅駅より先は「あいの風冨山鉄道線」になるらしい。

ゆえに当方の乗った列車は、まずは糸魚川から「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいラインを、富山県に入ってからは「あいの風冨山鉄道線」を走り、泊まりに到着したことになる。なんだか、わかりづらいな。次回に続きます。