おはようございます。広島・今治へ旅へ①広島空港から尾道へ、尾道ラーメンをいただく。の続きを。2020年8月の話ですね。
これは前回もアップしているしまなみ海道の地図。この中で「瀬戸内しまなみ海道」とある島が今回訪れた生口島(いくちじま)です。
生口島(いくちじま)をアップにした地図。こんな感じなんだが・・・残念。今回は天気に恵まれなかったな・・・
因島から生口島(いくちじま)に入るあたりの瀬戸内海。霞んでるよな・・・
地図上でサンセットビーチとあるあたり。白浜で海水も綺麗だが‥‥
生口島(いくちじま)から大三島(おおみしま)にかかる、多々羅(たたら)大橋。
広島の天気予報は曇り時々雨だが、四国の今治は曇り時々晴れ。ということで、その中間地点の生口島(いくちじま)には期待していたが・・・写真の通り。それに尽きる。ツキがなかった。でももしこれで晴れていれば、それはそれは美しいと思う。そんなポテンシャルは感じることができたけどな。
私は大阪単身赴任時代、瀬戸大橋線や小豆島フェリーを使って瀬戸内海、岡山〜高松間を20回以上行き来している。その美しさを知っているだけに・・・しまなみ海道、次の旅の機会にリベンジします。
もう一つ誤算が。そもそも生口島(いくちじま)を目指した理由は、この島産の美味そうなオレンジのデザートを出してくれるカフェが、ドライブがてら巡るのに良い塩梅にあると言うので、そこに立ち寄りつつ、この島の海岸線を一周しようと考えていたから。
そのお店を訪れてみたんだが、なんと開店していなかった・・・ガイドブックでに営業していること、確認の上だったが・・理由は不明だが、おそらく新型コロナの影響なんだろうな。ちょっとショックだった。しょうがない、それじゃあ島をぐるっと回ってそのまま、今治にあるホテルに向かうとすると・・・
道路際に果物がなってる。これ、レモンだよなぁ。池田勇人内閣時代だったか、レモンの輸入自由化が実現する前は確か、広島が日本一のレモン産地だったよな。
そんなこと考えていたら、このレモンの木の農家の方がたまたまいらっしゃった。尋ねたら、「これはレモンですよ。瀬戸田レモンと言ってね。この島はレモンで有名なんです。本来収穫は9月なんだけれども、一つだけ早く熟したんだな。これ、食べてみませんか?」と言ってくれた!
いいんですか?と答えたら、どうぞどうぞと。私はこれをもいでもらってかぶりついてみたら・・・海外のレモンとは明らかに味が違う。酸っぱいだけじゃない。夏ミカンのような味がきちんとあって、一方で皮の苦味は確かにあのレモンの感じ。国産のレモン、しかもそれが日本一のレモン産地で突然が味わえるとは、これは嬉しかったな。
しばらく車を走らせていると、「ブルーグリーン」という、地元の方が古民家利用して営業しているカフェがあった。訪れて聞けば、地の物を使ったレモンスカッシュとレモンケーキのセットがありますよ。いかがですか?と。頼んでみた。美味かったですよ!特にレモンスカッシュが鮮烈だったな。曰く:
レモンスカッシュはレモン果汁を絞って氷を入れただけなので、とてもじゃないが、そのままでは酸っぱくて飲めないと思います。だから、やはりレモンの皮を漬け込んだシロップをつけておきますねと。これを入れて飲んだら、とても美味しくいただけた。う~む。悪天候で落ち込んだ気分が明るくなったな。
この島を出るときに、こんな看板が掲げられてた。そうか・・・この島は国産レモン発祥の地なんだな。瀬戸田のエコレモンか・・・知らなかった。これは嬉しい驚きだったな。
愛媛県に入る。しまなみ海道、大三島(おおみしま)から見える瀬戸内海。だんだんと日が出てくる。相変わらず霞んではいるが、まぁきれいだよな。
さてさて、これから今日の宿、今治国際ホテルに向かいます。