おはようございます。海運株、配当落ち前の下落が始まった可能性。大丈夫か・・・と、詳しくは第25回 『927事件』が頭をよぎる…海運株の配当を受け取るべきかをご参考に。さてさて。
島原・ハウステンボスへ旅に⑥大村線 彼杵(そのぎ)、そしてホテルオークラJRハウステンボスへの続きを。2021年3月の旅ですね。
意外にも、ここのホテルには源泉掛け流し温泉がある。チョコレート色の塩味の強い温泉。なんともいいな。温泉をいただいた後は、ちょっとぐったり。部屋に戻り、何分かちょこっと、眠ってしまっていたな。
今回このホテルを訪れたのは、ハウステンボス目的ではない。長崎県にあるホテルオークラがここだというのが訪問理由だが、まあせっかくなので、ハウステンボスにもちょこっと顔を出してみた。入場はしないけど。
新コロの余韻が残る中、平日の木曜日で寒い時とあって、お客さんの数はすごく少なかったな。大変だ。でもきれいだよな。でもあとで聞いたら、ここのパレードは定評があるので、平日は夜だけ来る人はそこそこ多いとのことだった。なるほどな・・・
ホテルのカフェテラス「カメリア」で夕餉を。佐世保バーガーをいただく。うお・・・ハンバーガーのパテが肉厚。BBQソースとマヨネーズがふんだんに使ってある。これが佐世保バーガーか…。たとえて言えば、路線としてはモスバーガーだが、ソースを外人向けに、無茶苦茶濃厚にしたイメージ。でも、美味し!
19時ちょうどでお客さんは私ともう1組だけだった。緊急事態宣言明けだからまだまだお客さんが戻ってきていないように思えた。Go toトラベルの復活がモタモタしているからだろうか。
翌朝が来た。ホテルの部屋から見える景色を。今日の天気は良くなりそうだな。
翌朝になった。カフェテラス「カメリア」のビュッフェに、わずかだが人が戻っている。写真はこのホテルの伝統の二品、手作りオムレツとフレンチトースト。さすがにうましな。
鯛めし茶漬け。ビュフェの中にあった。これは沁みた。この日のビュフェの和洋折衷、たまらなかったな・・・と、さてさて。閑話休題。
このホテルは素晴らしかった。ホテルは人、その中でもホテルオークラは頂点の一つと言われるが、実際その通りだと思った。
例えば私が。「翌日ドライブに行きたい。一方で飛行機は長崎空港発19時半、レンタカーを返す時間は17時なんだけれども、どこかオススメの場所はありますか?」とお尋ねしたら。
「浜口様、そうしましたら。コンシェルジェが調べておきますので、何かの折、部屋からロビーに降りてくる時にお声掛けください」と言われた。
温泉に入った後、コンシェルジュのデスクに行ってみる。普通のホテルであれば、地図を1枚か2枚渡して説明してくれると思うんだが。ホテルオークラは違った。さらに上を行く。以下、対話形式で。
コンシェルジュ:浜口様でいらっしゃいますね。よろしくどうぞ。こちらにお掛け下さい。先ほどレセプションの者から聞きましたが、浜口様は長崎にはもう何度も来ているので、長崎の市街地ではなく、佐世保より北方面をドライブされたいと伺っています。そういう理解でよろしいですか?
浜口:まあ、そうですね。
コンシェルジュ:承知しました。では浜口様へのお勧めのドライブコース案をホテルのほうでいくつかつくりましたので説明します。お時間はどのくらいいただけますか?
浜口:まぁ私は忙しくはしてませんので、そのあたりはお任せします。
コンシェルジュ:承知しました。浜口様への第一のご提案はこちらです。でなければ第二案はこちら。もう一案更にございます。取り急ぎ第一案をご説明しますね。
などと始まり、ゆっくりと丁寧な解説を30分近くしてくれた。おかげで翌日のドライブコースはきっちりと固まった。
翌日朝のビュッフェの時の説明も最高だった。私はまず尋ねた。「ものすごいビュフェの数ですね。何がオススメですか」と。ビュフェの女性曰く。「そうですね。全てがホテルオークラ品質ではあるのですが。洋食をメインとされる方が多いですね。まずは伝統のオムレツとフレンチトースをお試しいただき、それに加えて何かお好きな、長崎の地元料理をいただいてもらえれば良いかと存じます」と。
なるほどな。ホテルオークラ東京は改装相成ったけれども、改装前であっても、このホテルは常に日本のホテルで人気ナンバーワンの一角だった。その理由はホスピタリティーにあると聞いた。そのホテルオークラのホスピタリティの高さを垣間見た気がする。ホテルは豪華であればいいわけじゃないんだ。ホテルは人。本当にそう思った。
最近は高級ホテル、リッツカールトンとかペニンシュラとか外資も出てきてるけど。なかなかどうして。日本の老舗ホテルも健在。要はおもてなし、ホスピタリティーなんだよな。ほんとそう思う。でもそう考えると帝国ホテルにも泊まってみたくなったな。
このホテルの部屋に入ったら、こんなプレゼントが。ホテルオークラのネクタイ?を巻いたベア。今月が私の誕生月であることなど、一言も伝えていないのだが・・・こんな嬉しい配慮が。これもまた、ホテルオークラ流なんだろな。
このホテルに掲示されていた、ホテルの全体図。ドローンで撮ったのかもしれないな。この写真を最後にここに乗せ、ホテルオークラ・JRハウステンボスに敬意を表したい。そんな気持ちになった。
次回に続きます。