やはり行きの飛行機から。夏の富士が撮れた。夏の雲も。きれいだよな。 広島の仕事はお昼で終わり。これから岡山まで、山陽本線の鈍行で東へ向かう。なんでこんなのんびりした移動をしたのか。暇すぎたんだな。広島でお昼に勉強会。次は夕方、岡山で勉強会。新幹線で移動すると、あっという間についてしまい、時間のツブシようがない。ならば在来線の山陽本線でゆっくりとテツで。そんな判断になったんだろな。この区間、新幹線での移動は頻繁だが、意外にも在来線の移動は、この時が初めてだった。記念すべき乗車だったんだな。
さて
広島から岡山まで、直通の鈍行はない。ひとまず三原の一つ先、糸崎行きの鈍行に乗る。下の写真は、その途中の車窓。山間の田んぼ風景。のどかなもんだな。鈍行の終点、糸崎にひとまず到着。ここは、三原と尾道の間にある。歴史ある駅なんですね。駅のムードも少々、レトロな感じがする。以下、Wikiの説明を。

この駅は1892年(明治25年)の7月に山陽鉄道の終着駅である三原駅として開業した。開業当初は三原の町に一番近かったが、開業から2年後の1894年(明治27年)6月には山陽鉄道が当駅から広島駅までを開通させ三原の町により近い現在の三原駅ができたため、この駅は現在の名称である糸崎駅(いとざきえき)に改称した。
2011年の1日平均乗車人員は、811人。利用客は年々減少傾向にあると・・・そうか。かつてはそこそこ、賑わってたんだろうな。 糸崎で待っていたら。三原発播州赤穂行きの鈍行が来た。これに乗り換え、岡山まで。尾道近くからの、車窓。島々が点在している。本州から見た夏の瀬戸内海、こんなイメージだよな。
しまなみ街道。向島と因島の間に架かっている橋。きれいだよな。空が広くて、高い。日立造船の工場。でも確か、造船からは撤退したんだよな・・。

広島から岡山までの移動時間。山陽新幹線だと、36分。山陽本線の鈍行だと、2時間46分。でも、車窓の楽しさという点からは、はるかに後者に、軍配が上がる。新幹線だとトンネルが多いし、海もほとんど見えない。なによりスピードが速すぎて、ゆっくり景色を眺めるムードに乏しい。

広島の名物駅弁あなご飯を食べながら・・・夏の山陽本線の旅は良いな。どこか懐かしさを感じる。初めて乗った区間なのに。