浜口です。
海運株、昨日の引け後に9107 川崎汽船の増額修正が発表されたが。株価が高いのは朝方だけ。それ以降は利食い先行になったみたいだ。まあ一昨日の9104 商船三井の増額修正で海運株の株価、既に軒並み10%前後上昇していたから、致し方ないところかと、後講釈・・と、さてさて。
札幌・ニセコへ旅に⑥Miru Niseko、そして炉端焼き「なにわや」への続きを。
2021年4月、新コロ緊急事態宣言が解除されたばかりですね。
Miru Nisekoの朝が来る。朝焼けを見たかったが、この日はあいにく曇り空、オレンジ色に染まる感じにはならなかった。まぁ、これでいい。ホテルの部屋から見える羊蹄山の存在がひときわ大きい。鹿児島県の桜島を女性的にした感じかなと思ったな。
ホテルの周りを散策。フキノトウがたくさん目を出していた。4月後半、ニセコもようやく春は訪れる。いいな。
ホテルの朝餉。本来はビュッフェ、でも新コロ禍、お弁当にしたものを部屋で食べてもらうところではあるが。今日はこのホテル宿泊者はお客さんだけなので、羊蹄山を見ながら、ここで食べてもらってもいいですよと。そうなんだ。それじゃあ、そうさせてもらうことにするな。大きなボタン海老と鮭の切り身が乗っかってる、幕の内弁当風。美味しな。
聞けばこのホテルは、普段の宿泊客のほとんどは外人。特にシンガポール、香港、中国、オーストラリアの人たち。現在は彼ら彼女らが新コロ禍で来れなくなってしまったので、実にキツイとのこと。ちなみにこのホテルのオーナーもシンガポール人らしい。そうなんだ・・・だからホテルのHPのイメージも、このホテルの部屋の感じも、なんとなく旧来型の国内ホテルとは違うんだなぁ。海外のホテルみたいだなと感じた次第。
また驚いたことに、日本国内の公示地価上昇率は、2年連続で北海道・ニセコが全国トップなんですよと。誰が買うんでしょうか?100%外国企業、もしくは外人富裕層ですねとのこと。景気の良さという点では、今はもう、サッポロよりもニセコでしょうね。但し、新コロ禍以前お話ではありますがと。そうなんだ・・・
ホテルの庭から、羊蹄山を望む。逆光だな。お日様が昇ってきた。
Miru Nisekoをチェックアウト。今日は積丹半島の先端、神威(カムイ)岬を巡って、新千歳空港を目指す。昨日から今日にかけ、羊蹄山は私を見守ってくれた気がする。さよなら、羊蹄山。また違う季節に、きみに会いに来ることにするな。さあ・・・車を走らせよう。
位置関係を。ニセコから倶知安、岩内と経由して神威(カムイ)岬を目指す。この道は日本海追分ソーランラインと呼ばれるみたいだな。
途中、日本海の磯で、釣り人で何人かいたので、ちょこっと立ち寄ってみた。地図の中の赤丸のあたり。
かなり高い崖から、岩場に降りていく。ガリガリの岩場。気をつけないと怪我しそうだ。何とか海の近くまでたどり着いた。
釣り人が丁度、魚を釣り上げた瞬間。この魚はホッケらしい。みなさん、ホッケの顔を見たことある?ある人、少ないでしょう?私はこの時、生まれて初めて見たんだけどな。ホッケは居酒屋などでよく食べるけれども、出てくるのは身の部分だけだからな。
釣り人曰く。このサイズだと、あの草履のようなホッケには程遠い。リリースしてやったほうがいいなと。確かに普段食べるホッケの大きさには程遠いよな。でも、初めてホッケが釣り上げられた瞬間を見せてもらえたのは、とても価値あるものだな。そう思った。
いいところでレンタカーを途中停車、積丹半島からの日本海を臨むことができた。さてさてこれから、当面の目的地、神威(カムイ)岬を目指す。次回に続く。