滋賀には何度か来ているが、泊まる事はあまりない。大阪から近いので、ビジネスで敢えて泊まる理由に乏しい。少なくとも東京から訪れる場合、大阪に泊まって滋賀に移動するケースが多かった。
大阪住まいの間が、滋賀県に泊まる最後のチャンスかもしれない。そんな想いが頭をよぎる中、勉強会を行った地銀の近くにたまたま、地元のリゾートホテルがあった。これは何かのご縁かな?と思い、泊まってみた。なかなか良かったな。写真を。
位置関係を。このあたりだな。
まずは前菜。ご覧の通りで・・・実に旨し。板さん、かなり気合入ってるな。メニューを見ると、琵琶湖産イサザ南蛮漬け、野菜の卯の花和え、桜鯛手鞠寿司、泰山寺産卵のうに焼、近江赤蒟蒻木の芽和えとある。これに以外に、鯖の棒寿司もあるな。
お造り。鯛、カンパチ、ヒラメの昆布じめ、イカ。美味し!魚ひとつひとつの味が、実に濃いな。
本日の鮮魚菜種蒸しというメニュー。ズワイ蟹の足がちょこんと乗っているが・・・白い部分はなんと、アマダイのすりみを蒸し物にしたものと。そうか・・・琵琶湖の北西部は、福井、日本海が近い。若狭湾あたりで上がったものだろうな。こんなの、食べるの初めて。しみじみ・・・旨しだったな。
宝牧場のみるく豚。畑味噌鍋と。「みるく豚」も「畑味噌」も地のもの。旨しだったな。これ以外にも、焼き物、天麩羅、酢の物、ご飯、デザートと、渾身の料理が続いた。
とにかく、料理の「作り置き感」が全く感じられない豪華なメニュー。当方、すっかり満足でした。
晴れてるときの琵琶湖は、本当に素晴らしい。自分の気持ちも、ほんと、晴れ晴れしてくる。この上なく明るい気持ちになれる。ゆえにホテルを訪れた日は、最高の気分だった。しかし翌日、曇ってくると、恐ろしくどんよりした気持ちになる。これはちょっとびっくり、想像を超えた世界。本当に極端だな。まあそのあたりは、次回に書かせていただきます。