出張で宮崎へ。 宮崎観光ホテルに宿泊。これがなかなかよかった。このホテル、地元の人には「宮観(みやかん)」と呼ばれている。巨人や西武が春に宮崎でキャンプを行うが、その時にはこの宮観に泊まることも多いらしい。
このホテルは宮崎市内の大淀川の下流に沿って建てられていて、温泉もある。大淀川は宮崎県を代表する河川で、宮崎市中心近くを通り、日向灘に注いでいる。このホテルはその大淀川の下流で、温泉の共同開発に成功。「宮崎リゾート温泉たまゆらの湯」が。
ここの湯は、弱アルカリ性ナトリウム塩化物温泉(含ヨウ素)とのこと。そのせいか、温泉はほのかに薄い緑紫色。ヨウ素のせいか?なめてみると少ししょっぱい。ありがたみのある、なかなか良いお湯だったな。
このホテルでは。朝早起きする⇒大淀川を散歩する⇒温泉に入いりお腹が空かせて⇒美味しい朝食をいただく・・・・この流れで過ごすのが、なかなか良いんだよな。
朝食は食彩健美 一木一草という、地産地消のビュッフェレストランでいただいた。宮崎名物の 冷汁、野菜たっぷりの味噌汁、大粒の地元産納豆など、様々にあっておいしかった。焼き魚もジューシーだった。このホテルのさば・鮭の焼き物は、ともに脂がよくのっていて、文句なしにおいしい。
私はホテルのビュフェの和食を比較する上で、焼き魚に注目する。さば・鮭・アジの焼いたものはたいていどこでも出てくるから、「横比較」が可能になる。逆に言えば、焼き魚がパサパサしていると、もうそのホテルには次回から泊まらないよな。
ホテルの部屋からの眺め。素晴らしい。ときおり 大淀川で魚が跳ねているのが見えるのが良い。遠くに走るのは、日豊本線。けっこういろんな種類の車両が走る。宮崎空港行きの新車両特急、鹿児島行きの旧車両特急、西都城行きの電車、日南線の気動車など。
この宮崎観光ホテル、なかなか良いんだが。。。唯一玉にキズなのは、価格だな・・・・朝食付きで12,150円也。少々お高い。全国展開している新興勢力のホテルと比べると、割高感は否めない。
温泉付きとはいえ、この状況で平日のホテル稼働率はどうなんだろうか?・・・観光客はともかく、ビジネスユースを取り込むのは少々きついと理解するが。
宮崎は・・・これは観光県だからなんだろうな。観光客が絡みそうなモノ・サービスに関する価格設定が、割高だと思う。宮崎空港で売ってるお土産も、それらしいものは総じて高い。
宮崎牛も凄く値段が高くて、私は手が出なかった。スーパーにも買い物に行くんで、相場は、分かってるから・・・しかしこれでも、一定量、売れるんだろうか?まあ、私があえて口出しする立場にはないのだが・・・
ホテルで紹介してもらった、「ぐんけい」という居酒屋にて、宮崎名物の地鶏の炭火焼を。串に刺さず平皿で出てくる。ゆず胡椒を付けていただく。鶏はなんともジューシー、炭火の風味が強く塩味は薄め。でもゆず胡椒をつけると、ちょうど良い塩味の加減に。ビールに良く合うな。これは気に入った。
宮観に宿泊前の前日は、日南海岸の油津でランチを。ここは伊勢海老の産地らしいな。看板メニューの伊勢海老味噌汁定食を注文したが、さすがに旨かったな。
さて
今回は、宮崎の地元銀行主催の経済講演会のため出張した。お手伝いで、銀行の女性が3名ほど参加していたが、みなしっかりしていて、とてもキレイだった。仕事もテキパキとこなす。一方で男性行員は・・・・失礼だが、お手伝いの方を見る限りではあるが、少々???と思うところがいくつも。もう少し万事、気が利くと良いんだがな。
東京・大阪に出て行ってしまう男性も多いんだろな。そう感じた。宮崎は相対的に、魅力的な女性が「余り気味」との印象を受けた。だとすると、女性には少々かわいそうな話かもしれないが、逆に独身男性にとっては、「需給関係」は良好、魅力的な地域とお見受けしたが・・・どうなんだろな?