浜松駅近くにあるアクトシティ。その象徴であるアクトタワー。ここにあるホテルオークラなので、オークラアクトシティホテル浜松とのネーミングらしい。

浜松はヤマハとか河合楽器とか、楽器メーカーが多いお土地柄。このビルもハーモニカを縦にしたデザインらしい。東海道新幹線から良く見えるよな。新幹線で東京から西へ向かう場合、このビルが見えると「ああ、やっと浜松まで来たんだな」という思いにさせられる、あのビルだな。

宿泊したツインのシングルユースの部屋。良い感じだった。ここはホテル開業20周年を期に改装された「コンフォートフロア」で、アクトタワーの上層階、44階まであるホテルの37階に位置している。ホテルのHPによれば「グリーンとベージュを基調としたパークのようなナチュラルな配色に、ゴールドの金物をアクセントとしたエレガントなスキーム。健康的でナチュラルな、男女問わず好まれるカラーコーディネートです」とあるが…まぁそんなところかな。

「遠州灘を見下ろすことができる展望浴場をはじめ、プールや豪華なラウンジがホテルの29階にあります」という振れ込み。チェックイン後、まずは展望浴場に。そんなに大きくはなく温泉でもないが、とても気分良い風呂だった。入浴後はバスロープでくつろげるRelaxing roomも用意されている。さすがにそのあたりは、ホテルオークラのサービス。レベルの高さを感じたな。そのRelaxing roomからの真下の眺め。浜松駅が近くなので、電車の行き来が良く見える。走ってくる車両が、白いうなぎのようだ。ここからの眺めはテツにおススメ。ここにいると、東海道新幹線が如何に過密ダイヤなのか、よ~くわかる。ほんと電車、ひっきりなしに来てるからな。で新幹線が通ると、その音がなんともいい感じアクセントになってる。テツの音が遠くに聞こえるスパ、悪くないな。部屋に戻る。バスルームにバスロープとタオルが置いてあった。さすがにホテルオークラ仕様、バスロープの生地が厚いな。

夕食へ。ホテルお勧めの居酒屋「いっぽ」へ。まずは浜松、遠州灘は舞阪港で水揚げされた鰹の刺身をいただく。切り身が大きい。もちかつおと言うらしいが…確かにモチモチとした食感が、実に旨し。ビールによく合うな。連子鯛の塩焼き。やはり地のものと。焼き上がりが香ばしくて、美味しだった。

食事の途中、たまたま浜松に来ている知り合いから突然、「facebookを見て浜松に来ていることを知った。一献、傾けないか?」との趣旨の連絡があり、急遽ホテルのバーで飲むことに。ゆえに居酒屋「いっぽ」での食事はここまで。部屋に帰ってきた。夜景が綺麗。さらにワインを少し飲み、そのまま夢の中の世界へ。次回に続きます。