浜口です。
これは、今日配達されてきた新聞、2021年2月14日付日経ヴェリタスの楽天証券経済研究所長の窪田さんの寄稿文。今年は三大割安株に投資妙味と。この方は以前は大和住銀投信投資顧問で、バリュー株中心の日本株ベテランファンドマネージャーだったよな。
ここで示されている投資戦略は、ベクトルとして、私の考え方とほぼ同じ。バリュー株とグロース株の運用成績が循環していること、2000年代はバリュー株優位、2010年以降はグロース株優位の循環であること。
ここからの10年は「引き続きグロース株が優位となる可能性はあります」としているが。まぁこれは、保険をかけてるのかもしれない。本音で言うと「基調としてはバリュー株優位ですよ」と書きたかったんだろう。そう思うな。そうじゃないと「グロース優位とバリュー優位は循環しており、2000年代は・・・」としている部分と矛盾することになるしな。
この中での銘柄。三菱UFJ銀行・三菱商事・三井物産。これらは当ブログ高配当利回り3銘柄に分散投資する投資戦略で紹介している銘柄群と共通するよな*注1)。
バリュー株についてはここ数カ月、月半ばにかけ上昇し月後半は下落する傾向が、あることはある。これがもし再現されるならば、ここからは2月いっぱい調整局面になるシナリオも想定できなくはない。
仮にそうだとしても、3月に入ってからは期末配当の権利取りの動きも加わり、この手のバリュー株は再度上昇する展開になるんじゃないかな。そう考えるけどな。
*注1)この写真の中で、私は配当利回りに関しピンクのマーカー、塗る箇所を間違っているな。う~む。これは本来は三菱UFJ銀行・三菱商事・三井物産の配当利回りをピンクにするべきだった。まあ・・・わかるよな?(笑)