因美線、鳥取から智頭まで。まずは中国地方でよく見かける紅ズワイガニ色の気動車だった。
智頭駅で乗り換えだが…待っていたのはこれ。キハ120型車両、編成は一両の津山行き。嬉しい・・・ここから先、超ローカル線の証だな。
確か島根県、山陰本線の江津駅で、これと同じデザインのキハ120を見かけた記憶がある。お目にかかるのはその時以来。でも実際に乗るのは、今回が初めて。楽しみだ。
キハ120型の車内。ボックスシートとクロスシート、両方あるんだな。
鳥取と津山の位置関係を。鳥取⇒智頭⇒津山と南下します。
智頭から津山にかけての因美線。線路には草が生え、伸びてきた草木が車両に触れそう。線路は右へ左を向きを変えながら、どこまでも続いていくイメージ。どことなく島根県を走る木次線(きすきせん)とムードが似てるな。素晴らしいって…
因美線、これ以降はだんだんと山の中に入って行く。で中国山脈の分水嶺越えをする。分水嶺越えはトンネルの中で。トンネルを超えたら、川の流れが逆になっていたな。津山に到着。ここはもう鳥取県ではなく、岡山県なんだよな。講演会会場までは徒歩で。途中、吉井川を渡る。橋の名前は覚えていないが…道の名前は出雲街道だったな。講演会会場。場所は津山国際ホテル。二部構成のセミナーで、第一部は野村證券が担当。第二部は当方。無難にこなす。津山名物、ホルモンうどん。
津山には、B’zのポスターがやたら貼られている。なんでかなと思ったら…稲葉浩志氏、ここ出身らしいな。名誉市民なんだと。津山氏に、相当高額な税金を収めてるんだろうな。
あと津山は、高級ソーメンの揖保の糸と、ヒガシマル醤油の産地らしいな。津山からの帰路。岡山までは津山線。旅の終わりもまた、ベニズワイガニ色の気動車。ローカル線の旅が終わる。岡山から先は、現実に戻されたようだった。新幹線で新大阪へ。
今回の鳥取・津山出張、いろんな経験が出来たよな。相場・講演・出張という名目での出張旅。あらゆる点で現在の仕事は、自分に合ってるな。そうしみじみ感じられた。人生、悪くないな。