長崎、地元地銀での研修が終了。これで2泊3日の長崎出張・・という名目の旅が終わる日が来た。

長崎市内から長崎空港までは通常、リムジンバスで向かうことが多い。でも今日は、昨日にも増して天気が良い!ということで私は、長崎帰りの帰りは便利さより、長崎本線の車窓を愛でるほうを選択。

この地図にあるように、長崎本線は長崎から諫早に向けての路線は二経路ある。車窓がより良いとされるのは長与経由。私はこちらを経由するテツを選び、大村を目指すことに。で、そこからバスで空港に向かうことにした。これが大正解。キレイだったな。写真を。

長崎本線、長崎発竹松行きの鈍行に。快速シーサイドライナーの車両を使っている。おそらくは昭和の時代の気動車を、蒼く上塗り塗装した気動車。車内は、昔ながらのボックスシート。国鉄の感じですよね。う~む。ノスタルジックなムード満点。旅情をそそるな。

まあ、写真の通り。長崎本線、長崎ー諫早間。長与経由。大村湾の眺めが素晴らしい。海の透明度も高い。あと海沿いはもちろん、山の景色と空も綺麗だよな。空の青も山の緑も、濃いよな・・・

長崎本線で空港のある大村の手前、諫早まで戻ってきた。諫早では停車時間が長ったのでホームに降りてみたら、こんな写真が。「たいらガネ」と呼ばれる、有明海で採れる良質のワタリ蟹。雲仙・長崎に出張旅①島原鉄道に乗ってで食べているが・・・確かに美味しだった。たいらガネ、やはり雲仙市の名物だったんだな。

長崎空港に到着。今回はせっかく長崎に来たのに、ちゃんぽんを食べそびれていたことに気が付いた・・・・ということで空港での昼餉に食べることに。旨しだったな。

さて、今回の雲仙・長崎出張旅を振り返る。
島原から雲仙から入り、名湯を楽しみ、美人女将と遭遇。長崎で一仕事の後、最後は空港のちゃんぽんで〆る。これまでの出張旅の中でも、今回は最も充実した旅の一つになったような気がする。

この出張旅に出たのは7月後半。暑くて暑くて、いろいろ動き回る気になれない。そんな中でテツは旅から旅へ、我々を連れて行ってくれる。冷房が効いている車内で、鈍行列車の旅に浸る。コトンコトンという鉄路のリズムの中で、ゆっくりと車窓を楽しむ。

嬉しいよな。テツの醍醐味を感じるとき。特に夏と冬、気候が厳しい時の一人旅はテツに限るな。
さあ、大阪別宅へ戻ろう。人生、悪くないな。