長崎に出張②雲仙に宿泊・・・九州ホテルの続きを。

翌朝。やっと霧が晴れた。あらためて、九州ホテルを正面から。いい感じ。趣、感じられるよな。

これはホテルのHPから。ホテルの露天風呂の一つ、峰の湯。見てのとおりかなり白濁しているが、なめて見ると意外にも、かなり酸っぱい。雲仙温泉の泉質は硫酸酸性の硫黄泉、かつ強い酸性を示しているとのこと。なるほど、そうなんだ。なぜか納得。こんな泉質の源泉掛け流し温泉、実にありがたみあるな。満足。

雲仙地獄。向こうに雲仙九州ホテルが見える。隣接しているんだな。このホテルは雲仙地獄から直に、温泉を引いてるんだろな。

温泉が噴出しているところ。フツフツと沸いている、雲仙地獄には、このような噴出し口がたくさんある。これが自然に出来てるんだから・・凄いよな。

火山国たる日本を感じる。聞けば日本には、世界の活動的な火山の約1割にあたる108の活動的火山が分布していると。そうなんだ・・
Wikiによれば、雲仙地獄について、下記の説明が。
雲仙地獄は、雲仙の古湯と新湯の間の白い土(温泉余土)におおわれた一帯です。(中略)雲仙の温泉の泉質は硫酸酸性の硫黄泉で、強い酸性を示しています。温泉の最高温度は98℃、主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン、リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があります。また、シューシューと音を立てて吹き出している噴気の最高温度は120℃。大部分が水蒸気ですが、炭酸ガス、硫化水素ガスを含み、強い硫黄臭を漂わせています。
確かに・・・ホテルの温泉浴場も、近ずくにつれ、え?というほど浴場周辺の温度が上がり、硫黄臭もしてきた。この理由がわかった。これだけの地熱があれば、発電も出来るんじゃないのかな。

さて、話は変わるが:
雲仙では、素敵な出会いもあった。当方の大学時代後輩の妹が雲仙に嫁いで、旅館の女将さんとして経営に携わってるらしい。当方はどうしてもお会いしたくなって、前日のうちに旅館の場所を確認。で、当日の朝7時ごろ、散歩がてら、いきなり訪ねてみた。するとこの方この日は、9時半頃に旅館に着くと。ならばと当方、雲仙地獄で時間をつぶし、その時間に再訪。
すると上品な佇まいの女性が、出てきてくれた。

民芸モダンの宿 雲仙福田屋の女将さん。女優の水野真紀さんをイメージさせる美女だった。当方の突然の訪問に、さすがに驚きの様子だったが、事情を説明するとご納得いただき・・・エスプレッソをご馳走してくれ、もてなしてくれた。
当方は素直に嬉しかった。色んな話を聞かせてもらった。当方の大学時代の後輩を「お兄ちゃん」と呼んでいたのが、一番印象的だったかな。

こういう出会い、旅の醍醐味だよなぁ。当方つくづくそう思った。出張前の雲仙の立ち寄りで、最高のときになったもんな。
民芸モダンの宿 雲仙福田屋は、とても情緒溢れる素敵な宿。次回、長崎出張の時。可能ならまた雲仙に。今度は、こちらの宿に泊めてもらおう。そのときに女将さんに再会できるの楽しみだな。う〜む。人生、悪くないって・・・