浜口です。

長崎の某地銀本店で研修を任された。月曜日の午前中に行うが・・・・土日が休みなんで、この2日を利用して、いまだ足を踏み入れたことがない、島原・雲仙を訪ずれてみようと考えた。楽しみだが・・どうなるか。写真を。長崎空港からJR大村線に乗って、島原鉄道の始発駅、諫早へ。ここで島原鉄道車両と初のご対面!山吹色の、予想以上に鮮やかな車両。これからこれに乗って有明海・島原湾、南島原に向かう。


島原鉄道の車内。意外にもボックスシートだった。嬉しい・・・有明海を眺めるため、進行方向左側、窓側の席を確保。まずは首尾良しだな。

車窓越しに有明海が見えてきた。潮が引いているせいか、とても遠浅だな。

島原鉄道の山側の景色。遠くに見える山はなんだろうなぁ。雲仙普賢岳の姿はまだ見えないはずだが。古部駅に停車。この駅越しに海が見える。
遠浅の海で、潮干狩りしてる人がいる。エビとかシャコとか、いろんなものが採れるんだろうな。ここの子供は幸せだよな。海なし県出身の当方からは、本当に羨ましく感じられるな。

南島原に到着。ここには島原鉄道の車両基地があるんだな。島原鉄道、終点は島原外港だが、その一つ手前で下車。ここにおススメの海鮮食堂があるということなので。

5分ぐらい歩くと、海のそばに、「漁人市場 とっとっと食堂(ふなといちば とっとっとしょくどう)」なる海鮮食堂が。ここで「はみだし海鮮丼」をいただく。丼から、刺身がはみだしている。そしてその下には牡蠣や白身魚が入っている。圧倒的。さすがに有明海の海の幸に恵まれた、島原の海鮮丼だよな。

海鮮丼に鎮座ましましている蟹は、たいらガネという島原地元産のワタリ蟹。これが特に美味だった。蟹の身もミソも味がとても濃厚。ワタリガニにありがちな、どこか安っぽいイメージはまるでない。

初めて乗った島原鉄道。素晴らしかったが・・・島原鉄道はあらゆる点で、「九州の三陸鉄道」をイメージさせてくれた。下記の5点において、共通するものを感じた。

①地元経営の超ローカル線で②過疎地を走り、車両は1両か2両③乗っている多くは、地元の高校生か年配の人④当然、気動車⑤この上なく素晴らしい車窓…特に海がきれい。三陸鉄道は三陸の海。島原鉄道は有明海の違いこそあるが・・・

今日は最高の一日だった。これから宿泊地の雲仙に向かう。ここも未踏の地。楽しみだ・・・・