株式市場、コロナ2次拡大VS日米欧の中央銀行の緩和拡大、そんな中で二極化相場の展開と理解するが、どうだろな・・と、さてさて。

これはかなり前、2014年11月頃。大阪単身赴任時代に、秋の倉敷に出張、一泊してきたが・・・なかなか感動的な旅になったな。写真を。

今回の宿は、ドーミーイン倉敷。ベッドが大きい。そのせいか部屋が狭く見えるな。まあ、そこそこの広さではあるが。
本来は隣にある倉敷ロイヤルアートホテル(旧ホテル日航倉敷)に泊まりたかったが、ずいぶんと前に予約しようとしたにもかかわらず、満室だった。秋の旅行シーズンの週末だったからかな。

でもこのホテルは、温泉があったり朝食が充実していたり、淹れ立てコーヒーの無料サービスが常にあるなど、ドーミーインならではの魅力がある。部屋のムードもまあまあ、いい感じ。

ドーミーイン倉敷の位置関係を。あらためて地図で見ると、倉敷は大阪と広島の中間地点ぐらい、そして岡山の少し広島よりに位置している。倉敷を中心に、岡山の後楽園にもちょこっと立ち寄る。そんな旅に出る向きが多いのかな。あと瀬戸内海、瀬戸大橋にも近いよな。

さて、夕餉に繰り出すか。ホテルに勧められた居酒屋「さかな庵」に。

まずはお造りを。いろんな魚を食べたいと言ったら、少しずつ盛ってくれた。こういうの、ありがたいな。価格が安いし、刺身だけで腹いっぱいにならず、他の料理も食べることができるからな。かんぱち、まぐろ、ハリイカ、真鯛、さより、ひらめ。実に旨し。ビールとよく合うな。

ガラエビの塩煮。瀬戸内、下津居産と。ほんのり塩味、旨みがある。やはり、ビールとよく合う。これが、結構なボリュームだった。当方当初、茹でワタリ蟹を一匹、食べ上げようと目論んでいたが、急遽やめた。同じ甲殻類だからだろうな。海老をたくさん食べると、カニを食べる気にならなくなるもんだな。そのぐらい量が多かった。1人前として、十分満足。

アサリのバター蒸し。ご覧の通り、アサリのひとつひとつが非常に大きい。実にぽってりとしてて、旨し。あさりは春と晩秋と、1年に2回、旬があるようですね。これは産地は、長崎と。お店の大将曰く、瀬戸内は牡蠣は良いものが採れるが、あさりはいまひとつなんですと。だからここより良い産地から持って来ているんですと。そうなんだ。納得。

アナゴの塩焼き。ご覧の通り、アナゴを1匹、まるまる使っているのがわかる。これは瀬戸内、やはり下津居産と。うなぎとはまた異なる、アナゴ独特の食感。うまみが凝縮されていた感じだったな。

「瀬戸内海は、小魚ばっかりなんですよ。大きな魚が取れない。大きな魚は、みんな太平洋に行ってしまうから。まぁ強いて言えば、鯛がそこそこ、大きいといえば大きいんでしょうが」。そんなことを大将が言っていた。そうなんだ。なるほど。でも十分、満足。倉敷に来た時に、割安に旨い魚を食べたくなったら、ここ。おススメだな。

ホテルに戻る。このホテルでは9時半以降、夜鳴きそばというサービスをやっている。宿泊者は、小さめのラーメンを無料で食べることができる。

なんと・・・さかな庵のカウンター席で隣り合わせた女性。ビールを飲みながら一緒に話をして、しばらくして先に帰って行ったが、なんと、ここにもいらした。で、ラーメンを食べ終わるところだった。

そうか・・・彼女も同じホテルに泊まっていたんだな。それにしても行動パターンが似てるな。居酒屋もラーメンも、少しずつ当方が行くのが遅かったと言うことだな。

そんなことを思いながら、ホテルの部屋でワインの1人飲みをして、気がついたら眠りに落ち、いつしか夢の中の世界。まぁこれはこれで悪くないな。

明日は図らずも、紅葉に出くわすことに。楽しみだ。