浜口です。
米国株が大幅上昇している。明日の日本株も相当高いんだろうな。そう考えるのがまぁ自然ですよね。
暴落と言うと…私はいろんな暴落を経験している。1987年のブラックマンデー、1990年以降の日本株のバブル崩壊、1998年のLTCM暴落、2000年のITバブル崩壊、2008年リーマンショック、2015年チャイナショック、そして今回の新型コロナ暴落。
書きたい事はいくらでもあるんだけれども…今回はまずは1つ。大暴落して、2番底が全くなく上昇に転じるケースが、たまにあるということ。
ざっと思い当たるだけでも…1つは2000年のITバブル崩壊時の暴落の後、2003年頃底打ちをして2006年にかけ上昇。これはほぼほぼ一貫して、上昇していたと思う。確かみずほFGが10倍に大化けしている。見事な相場でしたよ。これは個人的にもよく覚えている。
後、こちらは当方の先輩を教えてくれたまた聞きだが。1980年頃の米国株相場。おそらくはメキシコ危機の関係だと思うが、コンチネンタルイリノイ銀行が破綻したとき、NYダウは一時暴落するが、それ以降2番底ををつけず、一貫して上昇したとのこと。
今回のコロナ暴落では、本当に多くの人が2番底がやってくると懸念、もしくは期待した。
まぁ当方も一時的にはその中の1人と言えなくもないが。今はカンカンの強気で正直、どこで降りるか考えているところ。今のところ2番底は来ていないし、来ないのかもしれない。来そうになったら考えが変わるかもしれないが。
今回はなぜか、市場全体として、相場の2番底と言う言葉が一人歩きしすぎたきらいがあるように思う。リーマンショックの教訓から、世界の中央銀行が。天変地異とか不可抗力による株価暴落が起こった場合には、金融危機が起きるのが本当に怖いから、それを避けるために全力を尽くす。そんな学習効果が強烈にあった。で、それを世界的に実施したそれを世界的に実施した。結果、2番底は回避された。後講釈ですが。
まあ…ひとまず後講釈と書いたけど。でもこの事は事前に想定してもいた。だから私のシナリオの1部と書くのが、実際は正しいんだろな。
とりとめがなくなりましたこの辺で。あまり2番底と言う言葉にこだわらないで。『相場は相場に聞け』の格言に沿って、先入観を持たず株式運用を行うといいと思うな。柔軟にね。
株式相場は今週も、SQを超えても、高いのか。それともこのままバブルに突入するのか。それもまた、『相場は相場に聞け』だよな。