浜口です
日米とも株式市場が大幅戻りとなっている。これが現実だ。これまでにも書いてるけど、現在は需給相場なんだよな。
久しぶりに、頭をよぎった。理路整然と間違うという言葉。足下の相場をファンダメンタルズで説明してる人、そういうことではないんだよな。
これまでの暴落とその後の暴騰。例えば1987年のブラックマンデー、2000年のITバブル崩壊後の大幅戻り、リーマン後の大幅戻り。こんな中、戻り相場を当てることができないばかりか、さらに弱気になるステラジストも、多かった。ファンダメンタルズ予測ばかりをしていたんだよな。
今みたいな、マクロで説明つかないけど、当局の金融緩和に伴い大幅に戻る相場って、これまでも実はしょっちゅう、あったんだよな。
当面は株式を大きく売り建てした面々。要は外人投資家ですよね。彼らが建玉をいつ踏み上げる終わるか。そこがポイントだろうな。
ここもと当たってるストラテジストの中には、既に大きな戻り相場が起こった中。外人の買い戻しが一応終わるタイミングとして6月のSQ、6月12日を注目している向きは多い。当方も近い意見だが・・となるとその、少し前なのかな。戻りのピークを一旦は、迎えることになるになるかもしれない。
とにかく、足下は空中戦ですね。それは気を付けて…
言えることは、短期的な相場の需給と、中長期的なファンダメンタルズをごっちゃにすると、相場の方向を間違うということですね。