テツだ!ちっこいローカル線気動車を乗り換えながら、トコトコと。中国山地をゆる~く越えて日本海側へ。そこには兵庫は香住、旬の地の物ズワイ蟹が待ってるんだが・・・その道中を。岡山は津山・兵庫は香住に出張①岡山全日空ホテルと「味いそ料理 庄や」の続きを。今回は相当、マニアックですよ~。東京にいて、このコースをたどることは、まずないだろうな。大阪に居ても、講演会仕事が相当レアなタイミングで発生しないとな。

今回は位置関係がわかりづらそう。まずは朝に岡山を立ち、津山線で津山へ。津山国際ホテルで講演会を行った後は、津山からテツの旅。姫新線・因美線。その間に智頭急行智頭線が入り、最後に少し山陰本線に乗る。ここからは中国山地を縦断、岡山から鳥取方面へ上がって行くイメージではあるが・・・

ひとまず、津山から東へ。姫新線で作用(さよう)へ。そこから北上し、兵庫県は香住に向かう。

津山駅にて。ここから姫新線で佐用(さよう)まで。たった一両のキハ120、このちっこいワンマン気動車で旅にでる。楽しみだ…

津山線、津山~佐用は、吉野川に沿って走る区間が比較的多い。車窓、きれいだよな。


津山線の最前部から眺める鉄路と空。未電化区間のお約束、架線がないので見晴らしが良い。カーブは勝間田あたりかな。中国地方の内陸、こんな景色なんだな。はじめて訪れる場所だが、懐かしさを感じる。愛すべきな・・
さて
鈍行の終点、佐用に着いた。ここは兵庫県らしいな。ここで乗り換え、智頭急行線・因美線経由で鳥取へ向かうが・・・・この両線をまたぐ次の列車、特急「スーパーいなば」がくるまで、103分待ちと。なんてこった…ということで、駅の周辺を散策することに。


佐用には初めて降り立つが・・・ここはホルモンうどんが有名らしい。駅近のお好み焼き・うどん店を探して入り、ホルモンうどんを注文。お好み焼き用の鉄板で焼いてもらった。小腹も空いていたしな。旨かった。モツの甘辛の味が、うどんによく沁みてた。

お店に入り、「佐用で、ホルモンうどん以外に有名なことは?」と尋ねたら… 帰ってきた答えは、4年前に大洪水になったことぐらいですな。それ以外はここは、寂れたまんま、何も変わりませんねえと。そ、そうなんだ・・・

写真ではわかりづらいが、この出張は11月頃で、沿線の一部は、紅葉もきれいだった。駅で言うと、楢原あたりが最も見所だったかな。

当方のイメージでは、紅葉がきれいな区間の姫新線、くねくねと走るところの景色のムードが。なぜか、東北の大船渡線に重なった。あちらもさすがに、震災の影響が癒えて、一関~大船渡間、全線開通していると思っていたが…

Wikiによれば、気仙沼駅 – 盛駅間は三陸海岸沿岸部を走行するが、2011年(平成23年)3月に発生した東日本大震災以降は不通となっており、2013年3月2日から仮復旧としてBRT(バス高速輸送システム)が運行されているとのこと。う~む。震災の爪あと、大きいんだな。あらためてそれを、知らされたな。う~む。まあそれはそれとして。

今日は鳥取は素通りして、兵庫県に戻り香住に向かう。いよいよ日本海の旬のホンモノのズワイ蟹を食べる。楽しみだ。