浜口です。青森・大館へ出張①JALで青森へ、そして地元イタリアン「ボーノ(BUONO)」の続きを。2019年6月の話です。

講演会が終了!ホテルにチェックインした後、夕餉に向かう。青森の魚介を食べに行こう!ということで当方、あらかじめ検索し調べておいたお店がどうか、ホテルの方に尋ねてみたらね。ホテルマン曰く「・・・悪くはないんですが、お客様は観光客向けではなく、地元に愛されてるお店がご希望なんですよね?ならむしろ、この近くにおススメがありますよ」だと。なるほど、そうか。そこに行ってみようかな。

しかし、ここで誤算が。この日の昼にいただいたイタリアンのボリュームが凄くて、夜7時過ぎてもお腹が空かない。困ったな‥‥でもせっかく青森に来てるんだし、軽いものを中心に、ちょっことでもいただいて帰ってこようと決心し、ホテルに紹介してもらった割烹、酒肴旬・三ツ石を訪れた。正解だったな。写真を

到着したが…三ツ石とだけ書いてある。なんだか硬派な面持ち。さあ、中に入ってみよう。

まずは生うに刺しを。青森県の日本海側、深浦産と。う〜む。これは美味し。うにの味が濃い。とろけるな…

続いてはイカの刺身。こちらは太平洋側、八戸で上がったものと。やはり美味い。イカはわさび醤油よりも生姜醤油のほうが、美味さが引き立つな。

これは青森名物。ホタテの貝味噌焼き。溶いた生卵を追加しながら、お客さん自身で焼いてみてと。うまくできるかな…と、出来た!うお・・うまみの塊!たまらない・・・ビールとも実によく合うって。

のどぐろ塩焼き!生うに刺しと同じ、青森県の日本海側、深浦産。脂がのっている一方、香ばしく焼きあがっていて、実に美味し!

この「酒肴旬・三ツ石」でいただいたのは、この4種類の魚介だけ。前述の通り、件の昼のイタリアンのボリュームが原因だが、これがうまくできたもので、この日の夕餉の量が少なかった故、翌日朝はお腹がペコペコ、朝餉のビュフェをおいしく食べることができた。人生無駄なし・・というのはこういう時に使う言葉ではないのだろうが、まあ、良い塩梅に釣り合いがとれたな。

青森は、西は日本海側、東は太平洋側、北は陸奥湾と、3方を海で囲まれている。それ故そのときそのときで、旬の魚を様々に食べることができる。う~む。魚介に恵まれた県だな。

「酒肴旬・三ツ石」で食事をした後、宿のホテルJALシティ青森への道すがら、ちょっと気になった看板のこの店で、焼酎のロックを2杯ほどいただいた。当方以外にお客さんはおらず、私より4歳年上の幸恵ママさんが一対一で相手をしてくれた。楽しかったなぁ・・・話題が豊富。

東日本大震災がまだまだトラウマですよという話から始まり、いろんな話を。津軽弁の口調がなんとも暖かく柔らかく、焼酎2杯だけで二時間近く、楽しい時間を過ごさせてもらった。幸恵ママ、今度青森を訪れたら。また、寄らせてもらうな。

ホテルに帰ったら、コンビニで買っておいたワインを二杯飲んで、気が付いたら寝落ち、夢の中へ。う~む。これでいいのだ。人生、悪くないって。

次回へ続きます。