鹿児島からの旅の帰りに。中心部から鹿児島空港まで、素直にリムジンバスで行き来するのは、本当にもったいないと思うな。

前回の桜島も錦江湾越し、桜島も綺麗だったでしょう？今日はさらさらにマニアックに、霧島を目指していこうと思う。途中下車して霧島温泉に浸れればいいのだが、そうなるか・・・まあ、ブログ旅。進めていきますね。

浜口です。高知・松山・鹿児島に出張④日豊本線・竜ヶ水駅から桜島を臨むの続き。

今回は、100%テツの話。鹿児島の吉都線ってご存知ですか？かなりマニアックなテツじゃないと、わからないだろうな・・・（笑）以下、Wikiの説明を。

吉都線（きっとせん）は、鹿児島県姶良郡湧水町の吉松駅から宮崎県都城市の都城駅に至る九州旅客鉄道（JR九州）の鉄道路線（地方交通線）である。肥薩線八代駅 – 吉松駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。
霧島山の北東側を廻り宮崎県西部のえびの市・小林市と南部の都城市、そして県都宮崎市および鹿児島を結んでいる。都城 – 隼人間が開通するまでこちらが日豊本線だった時期がある。また、1974年から1980年まで博多 – 宮崎間の特急「おおよど」、1959年から2000年まで熊本 – 宮崎間に急行「えびの」（当初は準急）が経由し、肥薩線とともに中九州と南九州を結ぶ役割を持っていた。
2008年度分の統計によれば、吉都線の輸送密度は576人/日であり、JR九州の路線のうちで最下位である。この輸送密度は、国鉄改革の際に廃止された特定地方交通線に選定される水準である。

・・・という、実に愛すべきローカル線だよな。

今回は、鹿児島中央から鹿児島空港に向かうまで。まずは日豊本線で。そして吉都線に完乗。さらに肥薩線の嘉例川を経由して、ぐるっと遠回り。巡ってきたというわけです。ほとんどが初乗車区間かな。感動的だった。写真を。 鹿児島中央にて。まずは日豊本線特急きりしまで、都城まで。
特急きりしま、昭和の時代のオンボロ車両を真っ赤に塗って走らせてることもあるが・・・この編成には、特急つばめ車両が用いられていた。ちょっと嬉しくなる・・・。
ＪＲ九州車両、センスいいよな。外見も車内も。

強い太陽の日差しのもと、つばめが飛んでいるような・・・とても好きな写真なんだよな。 都城に到着。ここからいよいよ吉都線へ。待っていたのはキハ４０？吉松行き。こちらは年季が入っているって。昭和時代のムード満点の気動車。昔の急行列車風のクロスシートが実に良い感じ。旅情を誘う。これぞローカル線の魅力だよな。

車窓から見える、これは韓国岳。ここは霧島屋久国立公園なんだよな。

吉都線の終点、吉松に到着。ここで向かいのホームには、肥薩線の優等列車、特急「いさぶろう・しんぺい」が停車していてた。但し今回は当方、これには乗らないが…

駅弁、売ってた！吉松駅弁・たまり幕の内弁当と！しかもこの駅では、駅弁売りのおじさんが！久々に拝見しましたね。後ろを足早に歩いている女性車掌さんとは対照的なイメージ。・・と、駅弁売りのおじさんさんも、とても味がある。良いな。

駅弁、主に特急「いさぶろう・しんぺい」の乗客向けなんでしょうね。当方はここから、鈍行に乗って行くが、やはりこの駅弁を買い込んだ。

吉松駅弁・たまり幕の内弁当は、地元食材を使い、とことん手作りに徹した弁当との触れ込み。旨しだったな。どこか懐かしさのある味。しいたけや野菜の煮付けの味が忘れられない。濃い目の味付けで、ご飯に、実に良く合っていたな。肥薩線の嘉例川（かれいがわ）駅。いいムード。ど田舎の駅だし（失礼）、戦火を免れたんだろな。実はここが、鹿児島空港から最も近いJRの駅なんだよな。

そうはいっても、ここは無人駅。タクシーは呼ばなきゃ来ないし、スマホの入りも悪いが・・・・と、飛行機までは少し時間がある。鹿児島空港に向かうまで、さらに寄り道さしてもらうことにしようかな。次号に続きます。