浜口は旅人であり、株式投資家でもあるんです。
私が実行している自前の「浜口流コア・サテライト戦略」をブログで段階的にアップし、披露していきますね。「浜口流コア・サテライト戦略」カテゴリーで見てもらえればわかるようにしていきます。さて以下は2019年9月1日に寄稿したものです。
資産運用において、「コア・サテライト戦略」といわれるものがある。イメージは下記。
「コア・サテライト戦略」は、保有する資産をコア(中核)部分とサテライト(衛星)部分に分けて考え運用すること。コア部分は長期かつ安定的に運用し、サテライト部分はコア部分よりも高いリターンを求めて積極的に運用する。コア部分とサテライト部分をバランスよく保有することで、資産全体としてのリスクやコストを抑えつつ、市場平均よりも大きいリターンの確保を目指す。コア部分とサテライト部分の比率は、イメージ図の通り。当然、コア部分が大きくなる。
要は、「コア部分はミドルリスク・ミドルリターン、サテライト部分はハイリスク・ハイリスクの投資信託を保有しましょう」との戦略。コア部分は一般的にはバランスファンド、サテライト部分でリスクを取ったら株式ファンドが進められるケースが多い。だが、この考え方を応用し、筆者がおススメする、やや過激な浜口流コア・サテライト戦略があるので紹介したい。
コア資産部分には、まずは三菱商事を据える。この件については、2019.6.17付けレポート「高配当利回り銘柄の長期投資・・・三菱商事(8058)のケース」で説明しているので、詳しくはそちらをご覧いただきたい。折しも8月の株価急落で、足下の配当利回りは4.84%に上がっている。9月末の配当取りもできるため、この投資タイミングは悪くないのではないか。
三菱商事の日足
さて・・サテライト部分については、「みなさんお好みで」というほかはない。投資家により、考え方が別れる部分。でもまあ・・・今後、有効なアイデアがもし出てきたら、書いていきますね。
ここで注意点を。コア・サテライト戦略は、サテライト部分の投資対象が見当たらない場合には、あえて無理してサテライト部分を持つ必要はない。コア部分は連続増配、株主還元の期待できる三菱商事で固め、極論すればほったらかしで良い。サテライト部分は、良いタイミングで良いタイミングが見つかれば、すかさず投資、なければ該当なし。このスタンスで良いと思う。
まずは三菱商事の配当を9月末に受け取ることでしょうね。これが第一歩。当戦略の。9月末が楽しみです。
***みなさんの株式投資は、すべて自己責任でお願いします。